吼えよ 江戸象

吼えよ 江戸象

1,980円 (税込)

9pt

3.8

城山三郎経済小説大賞受賞作家の新境地、書下ろし痛快時代小説!

将軍吉宗の時代。シャム国から取寄せた象を長崎から江戸まで移送せよとの命がおり、馬医豊安と「象と心を通じあえる少女」の長い御江戸象道中が始まった。神経質な象のために道中は掃き清められ、橋には苔が敷き詰められるなど街道筋の村々は大わらわ。吉宗の鼻をあかそうとする一群も暗躍。はたして、無事、象は江戸にたどり着けるのか…。

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吼えよ 江戸象 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年12月04日

    若冲の絵に惹かれ手に取った。少年長太郎が目安箱に入れた「象が見たい」というお願いから、物語は始まる。将軍吉宗は、苦しい時代に、人々に生きる喜びを感じてもらいたいと、象を江戸に呼ぶよう命じる。長崎から江戸までの象の珍道中。あれよあれよと象の医者になった豊安、象と心が通じ合う少女千代、象を狙う輩から象を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年11月28日

    徳川吉宗によって,象が江戸へやってくる.その道中の大変さを語ったものかと思いきや,夫を殺されたおみね,長太郎親子の敵討ちと天一坊の騒動を絡めて,とても楽しい読み物となっている.象と心を通わせる千代がとても生き生きとしていて,思いを寄せる豊安先生も微笑ましく,会話も愉快だ.ただ,象にとっては悲しい話で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月19日

    徳川吉宗治世下、長崎から江戸まで行脚した江戸象をモデルに、1つの江戸ミステリを交えて描いたエンタメ歴史小説。

    初めは登場人物が多く、行脚や事件の概要が見えるまでが長く、読み進めるのに大分時間がかかった。しかし、長崎をスタートしてからはどこで何が起きるのかという楽しみに、序盤で巻かれた事件のタネの回...続きを読む

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