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Posted by ブクログ 2018年04月04日
これまでにも何冊ものアート関連の本を読んできましたが、小難しくて頭を抱えるものが多かった。でも、これはアート初心者にもやさしく解説されているのでさらっと読める。本著は「現代アート」よりも著者が強みとしている近世の「西洋アート」を中心に語られている。
でも、美術館ってこういうふうにして運営されていて、...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月17日
丸の内にある落ち着いた雰囲気を持つ美術館である、三菱一号館美術館。同館の館長が書き綴る、日本の美術展と美術館の実態と現状。日本の美術館に対する公的援助が少ないことは、以前から重々承知していた。自前で用意できるコレクションに乏しく、海外にネットワークを張り巡らす新聞社・メディアの力なくしては、日本の美...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月24日
美術ファンとしては各美術館で様々な企画展が開催される事は行きたい展示が多すぎて選べない!という贅沢な悩みだと思っていたけれど、関係者から見ると美術展の商業化という意味で良いことばかりではないのだと知って驚いた。
海外から作品を集めれば集めるほど輸送費や保険料で莫大な費用がかかり、それを回収するため新...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月19日
日本の美術館・美術展の成り立ちから、美術館運営の裏側、今後の美術館の展望までを書いた本。作者の高橋氏は丸の内にある三菱1号館美術館の館長であり、彼がこれまで経験したエピソードも交えて描いており、非常に面白かった。
この本は年に1回か2回、興味のある展覧会が開催されている時だけ美術館に行く、私のような...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月12日
言われてみれば気になるものがある。それは美術館の行っている展覧会がどのように企画されて運営されるかということだ。その点で今回の本はぴったりだ。今回の著者は、丸の内にある三菱一号館美術館の初代館長。
よく展覧会のパンフレットに主催者の欄に必ずと言っていいほど載っている業界の名前がある。それは新聞...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月11日
展覧会にじゃぶじゃぶお金を使えた、円も強く、経済実体の強さもあった時代と違い、これからの日本は知恵が必要と痛感。
何かにつけてお金がかかる展覧会・美術館状況らしいが、品良く、知性を生かして発展させて欲しい。
むしろお金があった以前の日本の展覧会事情こそ決して褒められたものでもなかったようだが・・...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月29日
日本と西洋やアメリカ、新興の中国まで、それぞれ美術館のなりたちから運営の違いまでバラバラで、相補的に関わり合いながら、美術史と同様、美術館にも時代の流れがあるのが面白かった。作品の見せ方やコンセプトに学芸員のワザや想い、水面下での努力があって、似たようなテーマであっても見せ方でかなり変わるんだなーと...続きを読む
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