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キヤノン電子のカリスマ社長が教える、リーダーのための「本質の見抜き方」。赤字の原因を見抜く、人間の本質を見抜く、自分と会社の強み・弱みを見抜く、そして、時代の変化を見抜くなど、リーダーが養うべき「眼力」を、豊富な具体例をもとに解説。仕事は「正しく見る」ことから始まる!
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Posted by ブクログ
ビジネス書週間ランキング2位2015/10/4週 キャノン電子の社長が赤字の原因や人間の本質の見抜き方などリーダーが養うべき眼力について具体策を交えて解説した。 いつも手元に置いておきたい一冊。 経営の話だが一階の社員でも理解できる、わかりやすい文章。 順序立てて見抜く力を紹介している。
本質とは、シンプルで美しいもので、 リーダーは、本質を見抜く力を養う必要がある。 見抜く力(洞察力)がどうしたら身につくのか。 失敗を重ねながら検証し、本等から幅広い知識を習得し、絵画等で本物を見て目を養う。弛まない努力の先に辿り着く本質は、シンプルで美しいものという簡潔さが、面白いなと思う。
よく言われていることだが、実体験を元にした言葉であり、納得感がある。 見抜く力として、知識を知恵に変える。そのためには、なぜを繰り返し、その事象を深く知る。謙虚で常に学び続ける、その姿勢、美的センスを磨く、人間は総合力と感じた。
かなり良書。 自分ができないことで悩むな。 自分ができることで悩みなさい。 人も組織も慢心した瞬間に終わる。 甘言は耳に快く、諫言は耳に痛い。
部署の図書にあったもの。 若い頃から真摯に物事に向き合って調べ尽くしてきた 人だからこそ書ける本かな。 中盤のダメなやつを観察する、管理職がだれていると組織がだれる、などは、不採算事業を扱う人ならではの苦労を感じさせるが、語り口がキツくてちょっと読みづらい。性善説ではなく、悪いやつを片付ける、とい...続きを読むう感じの対応をした、という印象を受ける。 最終章にある、予算が取れなかった時に社長に直談判し、霧の中で君ならどうする?というエピソードや、人に裏切られた時に、座禅を組んだりしたという話からの、待つべき時はあるのだという語りは最近のマインドフルネスに通じるかも? 簡単に読める割にはまぁまぁ面白かった。 製造業を離れて数年経っているので、利益を掘り起こすために全てを半分に、という部分は新鮮に感じた。 建物、人件費、時間、コスト、全てを半分というのはなかなかいいが、半分にした後の人ぐりについてはあまり深掘りしていなかったな。(3人でできるのに25人の部下を持つ人への話の部分。)
いろいろと勉強になりました! 仕事への徹底した真摯な姿勢。 ある程度キャリアを積んだ方にぜひ読んで頂きたいです。 もちろん新人さんが読んだとしても、会社とは、仕事とは、リーダーとはこういうものなのだという指南書になると思います。 ソフトバンクの孫社長、アップルの故スティーブ・ジョブズ氏とも親交があっ...続きを読むたとの事。それだけでもどういう方かなんとなく分かる気がしますね。 内容とは関係ないのですが、この本の手触りやページを捲る感触がとても好みです(笑)
ビジネスで本質を見極める思考法を紹介する本かと期待したが、一般的なマネジメントの本で、正直がっかり。 とはいえ、ところどころ光るモノはあったので、読んで後悔はなかった。 一番感銘を受けたのは、強い組織であるためには、肉体的にも精神的にも筋肉質でなければならないということ。 肉体的とは、無駄な業務は...続きを読むすっぱりやめること。 精神的とは、トップの緊張感が末端まで行き渡り、社員全員が自主性を持って動けること。 優しさと厳しさとパッションをもったリーダーでないと、そのような組織は作れないだろう。自分ならそんな組織を作るために、どのようなことができるかをよく考えたいと感じた。 また、リーダーには温かさも必要。 部下の背中から、悩みを感じ取れるか。 率先して挨拶して、自分のテリトリーに部下を引き入れることができるか。 寛大な心を持って、部下に接したいと感じた。 その他、自分に足りないことだが、多くの人と交流して人を見る目を養ったり、本物の美術に触れることで本物を見極める目をつけることは大切だと感じた。 最後に。本質を捉えたモノは、シンプルで美しい。 これは、今後の仕事の座右の銘としたい。
「見抜く力」をベースに置きながら、「リーダーとはどうあるべきか」が描かれたビジネス書との印象。 「どんなリーダーが求められるか」や「良いリーダー(または悪いリーダー)がいると組織はどうなるか」の説明がわかりやすい。具体例が挙げられているのも一つの理由だろう。 特に気になった点は以下箇条書き。 ・下...続きを読むから目線→謙虚さ、無知の知、が大切 ・背中で察知→いつもと違う、小さな変化に気づく ・2週間毎のレポート=論理的思考の訓練 (課題は何か、そのために何をすべきか、成果、次はどうする) ・「よくわからんがやってみろ」⇔「誰もやってないことを面白がってやろう」 →部下には言いたいことを言わせる ・自分ができないことで悩まない ・自分ができることで悩む(エピクテトスの考え(別著:人生の授業)) ・幅広い人脈→自分を助ける(優秀な人材を周りに置く)→見抜く力の源泉 ・敵が味方か(損か得か)→ビジネスを円滑に進める ・いい部下を育てること=自分の身を守る(周囲が助けてくれる環境) ・温故知新…今思いつくことは先人も考えている→過去成功しなかった要因を分析⇒前提条件が揃うのを待つ ・算多きは勝つ…事前準備は大切 ・40代は20代の二倍勉強する→能力は年齢とともに衰える(プレイヤー←マネージャー) ・本を読んだら必ずメモ…吸収の習慣(何を学んだか)
直前に読んでいたザ・会社改造(三枝匡)と共通する内容が多かった。 トップ人材は近いところに収斂していくのだろうか。 事業立て直しプランが、売り上げ据え置きで経費を減らすという、当たり前というか面白くない策であるように思ってしまうが、そこには数値ベースでの確固たる理由があり、結果、利益率を大幅に改善...続きを読むしストックした資産により宇宙事業に飛び出すというこれ以上ないと思わせるプラン。目標をただだたストレッチするだけでなく、 あえて余裕を持たせることで継続的な改善を実現させるなど、なかなか出来ないことをさらっとやってのけているように感じた。 印象的な部分を抜粋する 1章 利益が出ない原因を見抜く ダメな会社に共通する三つの特徴(トップがたるんでる、指示待ち人が多い、売り上げ2、3割のムダがある) 上が腐れば、必ず下も腐る ムダはお金に換算して「見える化」する 組織の膿は、じっくり見極めて、一気に出す 2章 人間の本質を見抜く 相手の気持ちがわかる人間 周りの人間とうまく機能するための気配り 嘘や採用時の「見抜き方」はフレームワークとして 3章 自分と会社の強み弱みを見抜く 冷静に分析し強みを生かす 期待される役割は変化する 4章 時代の変化を見抜く 時代の変化を読むには過去の事例を調べる。 いま考えることは10年、20年まえにも考えられていたはず。 なんらかの理由で世に出ていない理由があるはず。 夜中の3時の商品をつくっても誰も起きていない 時間軸はどんどん短くなる 霧が立ち込めている間は、動くな 美的感覚のあるスペシャリストが必要な時代 本物に触れて美的センスを磨く
キャノン電子・酒巻社長の書籍。 【深い知識を得るための手法】 ⑴自分に必要な知識を洗い出す ⑵5冊〜10冊試し読みし、自分に合った一冊を見つける ⑶⑵で見つけた一冊の参考文献を片っ端から読む
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