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少女の日の美しい友との想い出、両親を亡くした姉弟を襲った悲劇……花のように可憐な少女たちを繊細に綴った数々の感傷的な物語。世代を超えて乙女に支持され、「女学生のバイブル」と呼ばれた不朽の名作。
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Posted by ブクログ
いつか読まなければと思ったまま積んではや数年、やっと読むことができました。具体的な感想は下巻の方で!
今更多くを語るまでもない名作少女小説です。ほんとに素敵なお話しかなくて、忘れてるかなと思っても、ほとんど覚えております。褪せることなく燦然と輝く、それは花物語! 100年前に読まれていた物語ですよ、それでも今尚読み継がれているのはやはり美しいことです。「はしがき」を書いている時の吉屋さんに報告してあ...続きを読むげたいですよね。下巻もおいおい読もうと思います。 すごく悩んだ末、上巻で1番好きな話をあげるなら「雛芥子」かなぁ。「雛芥子」のページに、すごく感動したであろう付箋が3枚も付いていましたので(笑)
言わずと知れた名作を。 中原淳一の挿絵が有名だけれど、こちら河出書房新社さんの新装版で。 矢絣のお召の着物に、海老茶の袴。女学校などを舞台に繰り広げられる、女の子たちのときめきに溢れる日常が、花の名を冠した作品で綴られる短編集。 憧れの上級生、可愛い下級生、聡明な級友。街で見かけた美しい奥様、地元...続きを読むの海辺で出会った可憐な人。 でも彼女たちは決してふわふわした夢の時間を送っているわけではなく、しかと地に足をつけて生活している。彼女たちは理想を求め、常に世界と抗う。学び学び、追い求める。時に父母なき妹弟の姉として。病に伏した人の友として、姉として、子として、そして本人として。 「女子は結婚し家庭に入るもの」とされていた時代、男性がほとんど登場しないこの物語を読んだ女の子たちはどれほど勇気づけられただろう。女の子たちはただ庇護されるべき存在ではない。女の子たちはお互いを慈しみ、励ましあい、手を取り合い、自らの信念の元に生きていくことができるのだ。 初期〜中期のお話が好きだな。友情よりも少し強いけれど、愛情まではいかない繋がりが生まれ、育まれ、切なさのなかに消えてゆく。 特に好きなお話たち↓ ❁*。上巻 ・コスモス ・紅椿 ・雛芥子 ・三色菫(少し毛色が違うけどこれはこれで切ない) ・露草(このお別れが切な苦しすぎる) ・寒牡丹
素敵です
美しいお話が沢山収録されています。優しい気持ちになれる1冊です。
名高い「花物語」の上巻をようやく読み終わりました。感傷を誘う美文に一点の曇りもない清らかな乙女たちの讃歌であります。美しい乙女と歳上の美しい女性が惹かれ合い、悲しい結末を迎える…そんな展開が花になぞらえつつ金太郎飴のようにループしているのですが、これがどっぷり浸れます。ああうるわしきエスの世界。悲劇...続きを読むもまた美の女神に捧げられたもうた美酒であるのか!
昔の「マリア様が見てる」的小説。 エッチな関係はなく、耽美で美しい描写が沢山。 溜息が出ます。 個人的にはダーリアという短編が好きです。
美文という言葉がまさにぴったり。 全体的に胸をきゅうと締め付けられる切なさが漂う。 「水仙」「白芙蓉」「三色菫」「福寿草」「燃ゆる花」「寒牡丹」がお気に入り
これじゃなくて、新学社文庫のやつです いまどきの少女にはこういうロマンティシズムがたりないね 恋する相手が少女から少年になったところで、ロマンは失われるものではないよ 中学生くらいの女の子はすべからくよむべし!
前半のページ数の少ない作品は展開がやや単調であまり合わないかも……と思いながら読み進めていたが、白芙蓉の前後あたりの20ページ位の作品から展開の仕方に変化があり、登場人物の設定に奥行が生まれ、起承転結もはっきりとわかりやすくなったように感じたためか後半は楽しみながら読むことができた。 短編としての出...続きを読む来は言わずもがな、全体的にハッピーエンドではない話でも不思議と後味は悪くなく透明感のある作品集でした。 個人的なお気に入りは福寿草と三色菫。
少女小説としてももちろん、短編集のお手本としても読むべき価値のある作品。どの短編も僅か数ページで読者の心に細やかな感動を与える。嶽本野ばらが影響を受けているのがよくわかった。
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