地方創生の正体 ――なぜ地域政策は失敗するのか

地方創生の正体 ――なぜ地域政策は失敗するのか

ビジネス・実用
968円 (税込)

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3.8

「地方創生」で国はいったい何をたくらみ、地方をどう変えようとしているのか。国はこれまで自治体を様々な手段で手なずけてきた。ここへ来てさらに「選択と集中」の効率至上主義の論理で、地方を侵略しようとしている。住民は、そして自治体はこの動きにどう立ち向かっていけばよいのか。気鋭の社会学者と行政学者が、地域政策は失敗の歴史であったことを検証。地方創生から震災復興まで、地域社会救済という名目でなされる国策の罠を暴き出し、統治構造の病巣にメスを入れる。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま新書
  • タイトル
    :
    地方創生の正体 ――なぜ地域政策は失敗するのか
  • タイトルID
    :
    341653
  • 電子版発売日
    :
    2015年11月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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地方創生の正体 ――なぜ地域政策は失敗するのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地方という用語自体が国との対立概念であること、分割して統治され、互いに競わされて滅んでゆく実態であることが分かった。

    0
    2015年12月30日

    Posted by ブクログ

    人口減少⇒地方消滅⇒地方創生と新聞・マスコミを賑わしている。社会学者と政治行政学者の激論で、国家権力と地方政府、住民の関係性が炙り出されていた。
    第1章 「国―自治体ー市民」の構造を問いなおす
     1「地方創生」で自治体は困り果てる
     2「震災復興」で何が起きているのか
     3「地方創生」は地域への侵略である
    第2章 いかにして地域政策は失敗するのかー原子力発電所事故から見えるもの
     1国と地域はどのようにズレていくのか
     2県と地域はどのようにズレていくのか
     3市町村と地域はどのようにしてズレていくのか
    第3章 地域にとって国家とは何か
     1アシメントリー(非対称)としての権力
     2国策の構造
     3国をどう考えるのか
     4特定財源主義による統制
    第4章 市民にとって、国家にとって自治体とは何か
     1多元的バランス構造の意義
     2依存の構造
     3科学技術と国家
     4ガバメントと共同体
    同じ日本人であるのに、市民、基礎自治体、府県、国家ということなる組織に属すことにより、その組織の生き残りをかけて対立してしまう、特に国家権力に属する人間の行動、弱い者いじめをしてしまう構造、途中、情けない気分になりました(涙)。

    0
    2015年11月30日

    Posted by ブクログ

    地方創生の正体というテーマで、2人の立場の異なる学者が討論の形で進める形態。
    東北大震災の国と自治体の動きを見ながら、これからの地方創生の在り方に警鐘を鳴らします。
    どのような政策をとろうと財源を国が見ている以上、本当の地方が主導となるような新興策は困難。とはいえ、これをどう打開すべきかは、結論が出ない。ちょっと消化不良な印象でした。


    ・現在は「選択と集中」路線→この路線は排除を生む
     排除は依存から来ている排除であり、国民の国に対する依存が生んでいる
     →地方では、外から変なものを持ち込まれたときに抵抗できない体質を作り出している
    ・国と自治体の関係性(型)は、戦後一貫して変わっていないが、消化する側の体質は変化しつつある。つまり自治体側は金を受け付けなくなっている
    ・国が地方に向けて何らかの政策を打ち出すときに、各自治体の間でさかんに競争を起こそうとする。競争を煽ることで、自治体にとっては不本意であっても、その事業を自ら進んで選び取ったかのように誘導していることが可能になっている
    ・現在では一般財源主義・ルール配分主義から、特定財源主義・競争主義(裁量的配分主義)に移行している
     各自治体はそういう競争に参加している
    ・自治体を国のコントロール下に置いて直接統治をしようとすれば、各自治体が持っていた自治の力が失われ、セルフ・コントロールできない自治体ばかりになっていく。
     そうすると統治しようにも、統治の手段が失われることになえる。これは統治のやり方として明らかに間違っているのではないか



    <目次>
    第1章 「国‐自治体‐市民」の構造を問いなおす(「地方創生」で自治体は困り果てる
    「震災復興」で何が起きているのか
    「地方創生」は地域への侵略である)
    第2章 いかにして地域政策は失敗するのか―原子力発電所事故から見えるもの(国と地域はどのようにズレていくのか
    県と地域はどのようにズレていくのか
    市町村と地域はどのようにズレていくのか)
    第3章 地域にとって国家とは何か(アシンメトリー(非対称)としての権力
    国策の構造
    国をどう考えるか
    特定財源主義による統制)
    第4章 市民にとって、国家にとって自治体とは何か(多元的バランス構造の意義
    依存の構造
    科学技術と国家
    ガバメントと共同体)

    0
    2016年01月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地方創生の流れと原発事故の問題を中心に行政のあり方について述べている。
    国の言いなりに地方がなっている構造。
    何もしないことが許されない構造になっている。
    一定の科学技術が成り立つには政治権力が必要。
    弱者保護の観点で行政が運営されてきた、あるべき意義だと思ってきたが、弱者が増えすぎたのかと思った。

    0
    2016年02月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    よくも悪くもかなり尖った1冊。
    政府・行政批判の側面が大きい。
    読んでいて「確かにな」と思う点もあるが、それ以上に国批判が軒を連ねている。
    読んでいて少々気に障る点もあるが、それは個々人の好みだろう。
    個人的に学んだポイントは以下。
    ・離島や過疎地域のインフラコストだけ取り上げて中央にこい、というのは選択と集中というよりも排除
    ・学問は政治的になる。資金がないと研究ができないから。そのため国に乗っかる。
    ・地域の人口増加=正義、は負け土俵。ほとんどの自治体が負ける。
    ・地域振興のためにプレミアム商品券を配る。例えば5000円で6000円分。その差額の1000円は税金から来ている。要はプレミアム商品券は納めた税を取り戻しに行っているにすぎない。

    0
    2022年01月05日

地方創生の正体 ――なぜ地域政策は失敗するのか の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    社会・政治 / 社会学
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ちくま新書
  • タイトル
    :
    地方創生の正体 ――なぜ地域政策は失敗するのか
  • タイトルID
    :
    341653
  • 電子版発売日
    :
    2015年11月01日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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