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Posted by ブクログ
「Running Pictures: 伊藤計劃映画時評集 1」の続編。
2000年から2004年にかけての、全30作品の映画レビューが掲載されている。
そのうち僕が観たものは12本。
前作とそれほどページ数が変わらないのに、掲載されているレビューが少ないのは、それだけ1本に対する掲載量が増えているから。
また、「イントロ」「キャスト」「要約」「レビュー」と章分けされてもいる。
感想は前作を読んだときと殆ど変らず。
ただ今回は前出のように1作品に対する情報量が増えているので、読んでいて観たくなった作品の本数は増えたように思う。
他の映画評論家と違うポイントで映画を観ているのが面白く、僕が観た作品も「なるほど、こんな見方もあったのか」と感心してしまう。
なによりも著者自身が本当に映画が好きであり、愛情を抱いている様がひしひしと伝わってきて読んでいて気持ちが良い。
最初は、著者の小説の背景が垣間見られるかな、といった好奇心で読んできたシリーズだが、最終的には「映画ってやはり面白いんだな」というところに落ち着いた。
その意味では、本書(前作も含む)に込められた著者の気持ちは充分に伝わってきたと思う。
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