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このマンガの怖いところは、なんといっても主人公の美都とその夫・涼太のイカれっぷり。
主人公の美都は、優しい旦那と幸せな結婚生活を送っているにもかかわらず、ひょんなことで再会した初恋の人・有島と、いとも簡単に関係を持ってしまう。しかも、有島が既婚者だと知っても全くひるまず、逆に「私も結婚してるから大丈夫」と笑ってみせる。
ある意味どこまでもピュアで夢見る乙女の美都には、あきれを通り越して清々しさすら感じます。
美都の夫・涼太もすごい。一見地味だけど優しい、人畜無害の良い夫風のくせに、美都の浮気の兆候を感じると態度が一変。
何の躊躇もなく妻の携帯電話のアドレス帳を開き、その日から毎晩、あ行から「有島」の名前を検索する。でも直接は何も言わない。
何も言わないところが、逆に何を考えているかわからず、怖さを増倍させます。
こんなイカれ夫婦だけれど、他人から見たらきっと穏やかで幸せそうな2人なんだろうかと思うと、なんだか身の回りの既婚者カップルたちを素直な心で見れなくなってしまいそうです。
「不倫」とか「束縛」とか、現実味がないなというそこのあなたも、実は今心がドキドキしているあなたも、イカれ夫婦の未来に目が離せなくなること間違いなし!
許せない人は
うーん面白い…
不倫する人のことをクズだカスだと言う人がいますが
人間弱い生き物です、みんながまっとうに生きれるわけありません。
なのでこの話はどこにでもあり得るし、誰にでも多少の成分はあること。
そんなにこの漫画をせめれる人は正義の味方か何か??
Posted by ブクログ
共感出来ない、て声をよく聞くけど、
そもそも漫画や物語は共感出来なきゃ駄目なのか。
私はとにかくこの作品にリアリティを感じました。
初恋に飛んでっちゃう美都、なんてことない始まり方、
罪悪感や後ろめたさより勝る恋心への満ち足りる想い、
不倫といえども美都にとっては恋愛だから始末に悪い。
でもなんといっても印象的なシーンは、終盤の方での、
美都の回想『「有島くん」て 誰だっけ」
全てを失うまであんなに恋焦がれた相手でも、
結局は自分自身の生活が最重要事項なわけで、
一時の燃え上がった感情など過ぎ去ってしまう。
思い込み激しい美都の性格所以なんだろうけど、
なんて愚か。そして哀れ。実に滑稽。少し切ない。
不倫を軸に話は進むけどそれぞれ生きてきた環境や
思想や経験から自分がどうあるべきかを見つめ直し、
模索しながら生きていくという終わり方は良かった。
涼太の最後の手紙(メール)は私にとっては救いでも
美都にとっては足枷になるものなのかもしれないな。
まあ枷を背負って生きていかなきゃとは思うけど笑。
まとまってる
まとまったしまだ余韻のあるかんじ、それぞれのキャラのこの先の想像ができる余白を用意してくれたかなと言う感じ。
絵が綺麗なので重くなりすぎてないけど、表情や表現はとても刺さるとても見応えのある最終巻でした。
ミツの
女の子のように天真爛漫なところがあるのに、どこか寒々しい程に冷たいところが女性らしくて好きだなぁと思います。
きっとほとんどの女性が持ってる冷たさだけど、ほとんどの女性が他人には見せないところ。
不倫の渦中は読んだ事を後悔して嫌だったけど、清算した後は清々しく読めました。
やっぱりいくえみ先生はすごい。
Posted by ブクログ
最後の あなたのことはそれほど… が、本当にそう思っているような、言い聞かせているような、でもやっぱり本心のような、余韻のあるまとめ方で素敵だった。
あとがきで"不倫の話を描きたかったのではなくこういう状況の人々の動きを描きたかった"的なことが書かれてて、なんだかとても納得した。
不倫してる人もされた人も不倫の物語の中を生きてるわけじゃないし、エンタテイメントではないし、人間だし。なんでそんな簡単なことを忘れて暮らしてるんだろうなあ。他人の不幸に興味を持つのもエンタメ視してるからでしょう。
なに考えてるか不明だった涼ちゃんも人の子であり人であるというのを感じられてモヤモヤの残らない最終巻だった。
占い師のでかい物音が何なのか気になるというモヤモヤはあるか。
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少女・女性マンガ
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