工学部ヒラノ教授の事件ファイル

工学部ヒラノ教授の事件ファイル

638円 (税込)

3pt

3.9

事件は工学部で起きている。定年退職して後顧の憂いがなくなったヒラノ元教授は、象牙の塔で目の当たりにした悪事を一切合財ぶちまけた。研究費横領、経歴詐称、セクハラ、アカハラ、データ捏造、論文盗作、そして美人女子大生の蜜の罠……理系世界の暗部を暴く元教授の筆はますます冴え渡る! 日本の未来を担う工学部キャンパスで勃発する「犯罪」の数々を紹介した実録秘話。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

工学部ヒラノ教授 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 工学部ヒラノ教授
    561円 (税込)
    朝令暮改の文科省に翻弄され、会議と書類の山に埋もれながらも研究、講義に勤しむ工学部平教授。安給料で身体を酷使する「女工哀史」さながらの毎日。累々たる屍を踏み越えつつ頂上を目指す大学出世スゴロク。そして技術立国日本の屋台骨を支える「納期厳守」「頼まれたことは断らない」等エンジニア七つの鉄則。理系裏話がユーモアたっぷりに語られる、前代未聞の工学部実録秘話。
  • 工学部ヒラノ教授の事件ファイル
    638円 (税込)
    事件は工学部で起きている。定年退職して後顧の憂いがなくなったヒラノ元教授は、象牙の塔で目の当たりにした悪事を一切合財ぶちまけた。研究費横領、経歴詐称、セクハラ、アカハラ、データ捏造、論文盗作、そして美人女子大生の蜜の罠……理系世界の暗部を暴く元教授の筆はますます冴え渡る! 日本の未来を担う工学部キャンパスで勃発する「犯罪」の数々を紹介した実録秘話。
  • 工学部ヒラノ教授のアメリカ武者修行
    594円 (税込)
    日本の平(ヒラ)教授はノーベル賞級天才たちと渡り合えるのか? 勇躍アメリカに乗り込んだヒラノ教授を待っていたのは、目を疑うような現実だった。日本とは桁違いの大学の資金力。教師も学生も一流と二流以下にはっきり分かれる序列社会。「白熱教室」で正義を学びながらも卒業後は金を稼ぎまくるエリートたち。熾烈な出世レース事情から女子大生の蜜の罠まで――涙と笑いのアメリカ報告。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

工学部ヒラノ教授の事件ファイル のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    理系の教授の話。引退した人なので、暴露された内容は一昔前前のことらしい。
    かなり大変そう。まったく知らない世界なので、面白い。

    0
    2015年08月25日

    Posted by ブクログ

     ノンフィクションでもよいか・・・。
     シリーズ第2作が文庫化された。今回もタイムリーな話題を追記したおもしろさ満点の内部事情本。工学部卒として今更ながら指導教官の苦労を知ることに。
     工学部7つのオキテは非常に含蓄がある。そして著者の主張の、内2つは改訂すべしというところも素晴らしいと思った。教育

    0
    2015年01月06日

    Posted by ブクログ

    いつもながらの今野先生エッセイ。解説のエピジェネティクスの先生のいうとおり、こんな「事件」も牧歌的だったなあ、と思うようになる時がすぐそこに。
    今、話題の入試改革も、問題作成、採点雑務で一流の大学研究者のなけなしの研究の時間をますます奪うことになるだろう。そして、日本の研究レベルのピークスはますます

    0
    2018年10月19日

    Posted by ブクログ

    異分野とはいえ業界人なので、
    思った以上に楽しめました。

    研究費を業者にプールさせるとか、
    誰がやるんだよそんな違法って思ってたけど、
    そういうメカニズムだったのか。
    理系と文系の違いは面白い。

    後半になればなるほど硬派な話になっていくけど、
    そっちもかなり興味深い。

    0
    2015年02月15日

    Posted by ブクログ

    博士とか教授という仕事(?)は、自分の中では完全に別世界なのでどんな事をしているのか全く見当つかなかったのだけど、その一旦が垣間見れて面白かった。著者のこれまでの長年の研究生活をもとに2011年の原発事故や、この文庫本ではSTAP細胞不正についての言及もあり、興味深く読んだ。博士が教授担っていく過程

    0
    2015年01月12日

    Posted by ブクログ

    工学部のなかでも異色の数理計画法や金融工学といった、実験ではなく数学理論の教授がみた、大学内部の実情を暴露した本。
    自分も工学部出身だが、教授と頂点とする階層構造には学生でありながらもほとほとうんざりしていたので、このような階層構造のただ中にいる人物はさぞ大変でしょう。
    なんといっても殺人にまで発展

    0
    2016年03月07日

    Posted by ブクログ

    大学は、研究も教育も枠に嵌められない臨機応変さが要求される職場なのだろう。ここで文部科学省やら財務省などのお役所的事務が行われることにカラ出張や不正経理の温床が有るのであろう。
    また大学という競争環境がデータねつ造や盗作事件を生む。
    お金と競争と教員と学生がマーブル状に渦巻き混沌とした世界 = 大学

    0
    2015年03月24日

    Posted by ブクログ

    不正が起こると規制が厳しくなる。規制を遵守すると不合理なことが起こる。上手く切り抜けることが肝要だ、と言ってるように思える。2015.3.1

    0
    2015年03月01日

    Posted by ブクログ

    一般には知られていない工学部の実態を隅から隅まで暴露する。単位略取、違法コピー、大学という超格差社会、研究費の不正使用、論文盗作とデータの捏造、キャンパス殺人事件・・・・・・。タイトルを読んだだけでもそそられる。掉尾を飾るのは「STAP論文事件」。小保方博士がネイチャー誌に投稿した論文は、度重ねて拒

    0
    2015年03月01日

工学部ヒラノ教授の事件ファイル の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

今野浩 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す