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Posted by ブクログ
いつもながらの今野先生エッセイ。解説のエピジェネティクスの先生のいうとおり、こんな「事件」も牧歌的だったなあ、と思うようになる時がすぐそこに。
今、話題の入試改革も、問題作成、採点雑務で一流の大学研究者のなけなしの研究の時間をますます奪うことになるだろう。そして、日本の研究レベルのピークスはますます下がるだろう。もっとも、文部官僚の狙う通り、入試制度は「望まれる学徒のイメージ」としてはたらくのだから、学生のアベレージは確かに上がるのかもしれない。つまり、マスとしての教育効果は上がるが、日本の国際的に発信できるような学術レベルは全体として低下するだろう。それで良いのか?
Posted by ブクログ
一般には知られていない工学部の実態を隅から隅まで暴露する。単位略取、違法コピー、大学という超格差社会、研究費の不正使用、論文盗作とデータの捏造、キャンパス殺人事件・・・・・・。タイトルを読んだだけでもそそられる。掉尾を飾るのは「STAP論文事件」。小保方博士がネイチャー誌に投稿した論文は、度重ねて拒絶査定を受けていた。審査をパスするため、竹市センター長の求めにより論文作成に参加させられたのが笹井博士。派手な宣伝活動を行い経験未熟な駆け出し研究者に責任ある地位を与え、論文内容の正しさを確認するプロセスをスキップし、優れた研究者を自殺に追い込んだ理化学研究所は今も健在。研究体制の抜本的改革が求められる。
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