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目覚めると、そこは22世紀のロンドン――緑したたり、水は澄み、革命ののち人々が選びとった「仕事が喜びで、喜びが仕事になっているくらし」に、驚き戸惑いつつ触れてゆく「わたし」。社会主義者にして美術工芸家モリス(1834―96)のあらゆる実践と批判、理想と希望が紡ぎ出す物語。清新な訳文に、豊富な訳注を付す。(新訳)
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Posted by ブクログ
とことん行き詰まって、何度も絶望し尽くした時に読むと、一筋の光が見える本。 いいなぁ〜 まだ、読み返している...
モリスをより知りたいと思った あの世界、今の私には暮らせない気がする というか想像がたやすくできない
スコットランド啓蒙と空想社会主義の交錯地点という感じがする。原文を読んでいないからなんともいえないが、勤労と技芸の洗練の賞賛はまさにヒューム的発想であると思えるし、楽しい労働というのはフーリエの専売特許である。 翻訳が非常にこなれていて、解説も詳しい。ロンドンという街を詳しく知っていたらもっと楽しく...続きを読む読めるのだろう。現代においては、1989年以来のトラウマというか、ユートピアを描いた物語は必ずディストピアとなる帰結を伴うのであるが、この小説はそんなことはない。 とはいえ、読み方によってはその側面がないとはいえない。たとえば、怠惰であることは病気とみなされるほどなのである。まぁ、スコットランドの哲学では、怠惰と安逸は明確に区別されていて、強制労働という訳ではあるまいが。また、誰もやりたがらない仕事なくして人々の生活が成り立つものだろうか? ここはユートピアなのだから、そのような質問は野暮である。まさにここのところがフーリエ的であるといえよう。モリスの方が子供達の地位が高いにせよ。 それにしても、この本を読んでからここ東京の街を眺めてみるとどうだろう!もう2014年だというのに、なんと醜いことか。美しいことが正義であるとは必ずしも言えないが、やはりわれわれは貧しいのではないだろうか。この物語が教えてくれるのは、貧しくないということは例えばどのような状態なのか、ということである。
いろいろな場所でよく見かけるモリスのデザイン、この本も表紙に惹かれて手に取りました。モリスが理想とする社会主義の世界。まさに理想郷。
やっと読めた! 社会主義”ユートピア”が達成された世界を描いた本。全ての労働は喜びになり、貨幣や法律はなくなり、人々は豊かになる。 歴史はその達成が難しいことを証明しているから、否定をするのは簡単だけれど、良いところを学びながら、より良い世界を作っていきたい。
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