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グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。
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Posted by ブクログ
人口知能(AI)とは何たるものなのか、ATの歴史を深く知ることができた。 印象深かったのは 人口知能は生命を持たないために自らを増やしたり保存したりしたい欲は生まれないので、人間界を征服することは現時点ではありえないという著者の言葉だ。 人間が意図的にそうしようとしても諸々の理由で実現性は非常に乏し...続きを読むい ということ。 ターミネーターのような映画を観ていて、いつかはAIに征服される未来が実現されるのではないかと思っていたので納得したと同時に、ホッとした。 が、自分含め多くの人間がAIを悪用したならば世の中恐ろしいことになりかねない。 AIと上手く共存したいものである。
人工知能は人間を超えるか 著:松尾 豊 時代は変わった。 世の中は、人工知能ブームに差し掛かっている。ネットのニュースにも、新聞や雑誌、テレビにも、人工知能という言葉が躍っている。人工知能研究者にとってはうれしい春の到来であると同時に、憂鬱の種でもある暗くて長い冬の時代も思い起させる。 三たび...続きを読むめぐってきた人工知能の春の訪れにあたり、同じ過ちを繰り返していけない。実力を超えた期待には、いかなるときも伸長であらねばならない。世間が技術の可能性と限界を理解せず、ただやみくもに称賛することはとても怖い。 冬の時代を耐えてきた研究者の努力があるから、いまがある。本書の目的は、人工知能の現在の実力、現在の状況、そしてその可能性の理解を読者に促すことである。構成は以下8章から成る。 ①広がる人口知能 人口知能は人類を滅ぼすか ②人口知能とは何か 専門家と世間に認識のズレ ③推論と探索の時代 第一次AIブーム ④知識を入れると賢くなる 第2次AIブーム ⑤機械学習の静かな広がり 第3次AIブーム① ⑥静寂を破るディープラーニング 第3次AIブーム② ⑦人口知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの ⑧変わりゆく世界 産業・社会への影響と戦略 2015年3月に発刊された本書。10年以上に記された本書。数か月、数日で目まぐるしく変わるAIの業界においても、陳腐かすることなく、今でも今だからこそ読めば本質的な理解が進むことも多い。 冬の時代しかり、AIの変遷から現状と課題や未来の整理を行う中では、多くのAI関連の資格の教科書の素となっているような、メソッドがたくさん詰まっている。 AIを便利なツールとして活用する他に、使い方を間違えるととんでもないことになるというような、一部の方の杞憂として捉えられてきたようなこと今、現実になっている。 人工知能は今や人間のコントロールが効かなくなる領域に踏み出そうとしている。シンギュラリティは夢の話でもない。 しかし、並行して考えられてきたAIとの関係性は人類VSAIと言った枠組みではなく、あくまで共存、使うのは人類。責任も人類。多くの整理が進みつつある。 AIの進化、普及が人類にとってマイナスかどうかという点は、全体最適や長期的な視点等で評価は変わる。誰しもにメリットをもたらしながら育っていくというのは、過去も今もこれからも考えにくい。 大切なことは、わからないからといって目を背けないこと。 国が自治体が会社が・・といった形ではなく、自分としてどうかかわり、どう使っていくかをイメージしながら取り入れる中で、確実にAIは自身の武器にも盾にも良いパートナーにも成り得る。
10年以上前の本にも変わらず、正しく未来を言い当てられてる点。そして何よりも現在でも使用されるような概念等の説明が分かりやすいこと。
これまで人工知能に関する歴史や今後の人工知能の行き先について、素人にも分かりやすく、興味を持たせてくれる素晴らしい本です。
「生成AIで世界はこう変わる」(2024)を先に読んだほうがよかったかも。この本の出版当時(2015年)は「2030年には生成AIが秘書、教育、ホワイトカラー支援へ」使用されるようになる未来を予測していたが、それがChatGPTの登場で7、8年早まった感。 -- ・人間の脳内で起きていることも電気...続きを読む信号の伝達なんだから、人間の知能がプログラムで実現できないはずはない ・人間が知識として教えるのではなくコンピュータが自ら特徴量や概念を獲得するディープラーニングでは、コンピュータが作り出した概念は人間の持つ概念とは違うかもしれない=コンピュータの知能 ・人工知能の壁は「特徴量の獲得」だった、人が教えるのは限界、階層を増やすと教師ありインプットの影響が下層では薄まってしまって思う結果が出ない ・ノイズデータを入れてデータを増やすアプローチがブレイクスルー、わざとデータを欠落させ存在しない部分をも推測できるようにより堅固な特徴量を求めさせる ・入力層と出力層を同じにして、中間層でそれぞれの共通項「特徴量」を探させる→それと答えが合っているかをチェックさせる(教師なし)→ それを用いて更に高次の特徴量を取り出す…の繰り返し→その特徴量にラベルを与えるのは人間(教師あり) ・シンギュラリティ、ある時点で爆発的に成長が加速する
強いAI、弱いAIについて学ぶことができたし、AIの歴史についても知ることができた。概要的に知りたい方にはおすすめ!
人工知能入門書
この本はまさに人工知能の入門書といった感じの内容になっています。僕のようなこれから人工知能について勉強しようと思っている方、あるいはブームの傍ら興味が湧いた方が手軽に取れる一冊めの本だと思います。人工知能とは?ディープラーニングとは?技術的特異点って何?AIが人間を脅かす時代が来るってほんと?このよ...続きを読むうな素人の質問に丁寧に答えてくれているので入門書として最適な一冊なのは間違いありません。
#タメになる
知識のためという点で自分のような初学者向けにおすすめできますが、それ以上に人工知能についての認識や理解を促すという点で素晴らしい内容と感じました。 少し前の情報に基づく書籍ですが、人工知能を前提とした社会や教育・学習について、自分なりに考えてみたいと思っている方に特におすすめできると思います。
2014年に書かれているため、戦場におけるドローンの活用など実現化されている事もあるが、ディープラーニングについての入り口にはなっていて勉強になった。これからもう少し勉強していきたい。
人工知能の歴史的な変遷が、わかりやすく説明されている。 ブームと言うとらえ方も、おもしろい。 「人工知能」という言葉の概念の整理ができておらず 混乱をしていた 冬の時代の中でも、 人工知能を追いかけていた想いが よく伝わる。 そして、人工知能とは一体何で、どこまで到達しているのかを 懇切丁寧に 書...続きを読むいているのである。 「グーグルの猫」が ある意味では 大きな峠を越えたのかもしれない。 猫とは何か?を、認識する事ができるようになって、 「人工知能」としての大きな一歩を踏み出したのである。 「特徴表現の獲得」 本来は 教師がいて、学習するのを、 教師がいなくて、学習し始める。 認識能力、予測能力、行動能力、概念獲得能力、言語能力。 それを、獲得しつつあるのである。 それが ディープラーニングなのである。 果たして、人工知能は、世界をどう認識するのか? 人間と同じ 認識ではないはずだが、 膨大な知識とデータの上に、もっと違う世界認識が、 生まれる事によって、人間は 本当に幸せになるのか? 興味深い時代に 突入したものだ。
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人工知能は人間を超えるか
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松尾豊
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