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明治日本の現実の歴史過程に対して、生身の人間の個人的意思や言動、個性などは、いかなるかかわり合いを持っていたのか。西郷隆盛の「銅像建設問題」、危機の時代における「長老」の役割、政治家・明治天皇の伊藤博文への信頼と不満、軍人・山県有朋の日露開戦反対論など、先入観とフィクションを排した透徹した視線で「歴史」と「人間」を論じる。(講談社学術文庫)
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Posted by ブクログ 2011年12月27日
明治維新前後から、日清・日露戦争までの政治に関わる本。 1982年刊行の本の再刊ということで、内容に古い点はあるものの、 個人の主観が最小限に抑えられ、非常に読みやすかった。 読み進めると、現代の政治にも通じるところがあり、 そこを照らし合わせてみても、なかなか面白いのではないかと思う。
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