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Posted by ブクログ
すっごくおもしろかった、読んでて幸せ、読み終わっても幸せな感じ。これぞ、小説という感じ。ミステリ、歴史、ファンタジー、冒険、SF、ロマンス、哲学、宗教などすべてがつまっているし、場面ごとの雰囲気もすごく動きがあったり、静謐だったり、ほのぼのだったり。そしてとにかく主人公の36歳ジャズピアニスト、フォギーがものすごーく魅力的でファンになった!自分ツッコミが多いし、一見、浮ついているみたいだけど実は繊細で、柔軟性があって前向きで、いい人で、考えが深くて。ジャズの即興演奏は他人を受け入れることだ、とか、他人のために祈ること、とか、深く感じ入って共感するところがたっくさんあった。相棒の佐知子ちゃんもすごくキュートで魅力的。こんな友達とか後輩がいたらいいなあと。このコンビと霧子の隠れ家生活のあたりなんていつまでも読んでいたいくらいだった。この小説、難しそうでかたそうで男っぽく見えて絶対損してると思うんだけど。もっとずっとやわらかくて楽しくて、絶対女子向けなのに!最後のオプショナルのような章も、これぞSFの幸せ!って感じ。ジャズに興味が出てきたり。フォギーと佐知子ちゃんが活躍する続編なんて出ないかなあ!!!
Posted by ブクログ
☆4
「フォギー」ことジャズ・ピアニストの池永希梨子は演奏中に不思議な感覚にとらわれた。柱の陰に誰かいる…。それが、時空を超える大冒険旅行の始まりだった。謎の音階が引き起こす超常現象に導かれ、フォギーはナチス支配下、1944年のドイツへとタイムスリップしてしまう―。めくるめく物語とジャズの魅力に満ちた、ファンタジー巨編。
最初は「なんかタイトルからして良くわからなそうだし、分厚いし、挫折しそう・・・」と思ったけど、思いがけずスイスイ読めた。途中から1945年のドイツにタイムスリップして、フォギーはどうなるんだろう、方向音痴だし、いい年なのに(失礼!)どこかぼんやりしているようなところもあるし、とまるで身内のようにちょっと心配しながら読んでいました。文章が、時々ちょっととぼけたような感じで、クスッと笑えるところもあって、意外に読みやすかった。
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小説・文芸
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