無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2014年02月19日
タイトルに惹かれて購入した。本にするために行った講義を本に纏めたものだそうで、これを読んだら東京大学の文学部の講義受けた気分に浸れるだろうという甘い考えのもとで読んでみた。思いのほかあまり難しくなく、読み切ることができた。もしかしたら辻原氏が本になった後の一般の読者を意識して、易しくしてくれたのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年05月07日
近代文学のおおよその流れが分かって面白かった。著者の言うように「19世紀の文学」にどっぷりはまってみたい気分になった。但し、作家になる気はないので全集は読む気はないが・・・
小説や物語を分析的に読むのは、あまり好きではなく、読んでて面白ければそれでいいと思っていたが、やはり、色々お勉強してた方が、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年09月23日
久々に読み終わってすぐ再読しなければならないと思った。という読みながら思った。
ロシア文学は十代のうちに読まなければダメと。私は既に手遅れだな。けど相容れないとばかり思っていたロシア文学で、ゴーゴリはなんか違うっぽいぞと思って実際短編を読んでみたらかなり好きな感じだった。誤解していた。
自然描写...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月18日
『東京大学で世界文学を学ぶ』
辻原登
小説家は、フィクションをもって隠喩を解体し、また別の隠喩をつくっていく。……隠喩を解体するのは、隠喩でもってるすしかない。(p26)
……作家は何かを現実に訴えかけるときもやっぱり隠喩に頼ってしまう。それは別に作家でなくてもそうですが、ひょっとしたらここ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月28日
著者の本は小説以外では書評「熱い読書 冷たい読書」「熊野でプルーストを読む」は読んだ。
本書は、小説とは何かという講義を元にしたもの。
まずゴーゴリと二葉亭四迷を語る講義。
四迷に関しては関川夏央「二葉亭四迷の明治四十一年」を思い返した。「あひびき」の引用があり、国木田独歩の「武蔵野」への影響もよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月20日
2014/10/29
いま読んでる
友達のフルート吹きにオススメされました。タイトルに「学」が3回も出て来るところが大事らしい。
2014/11/20
読み終わった
講義を書き起こした本なので、講義を聞けばもっと臨場感あふれるものなのだと思う。ボヴァリー夫人を読みたくなった。あとドストエフスキーは...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月25日
小説論から文化論へ。
面白い!
視野の拡大と飛翔。
★★★
1 ゴーゴリ。カフカ。ナボコフ。
言語表現の根底には比喩の問題。
古びた比喩を壊すこと。その繰り返し。
何がリアルなのか。
2 二葉亭四迷 日本
NOVEL 内面を書く文章がない。
近代になって、行動の前に考える人間の登場。
近代的=...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。