Posted by ブクログ
2016年10月25日
星座や血液型、生年月日等、
色んな軸で人は分類されているが、
根本的な部分である男性・女性で分類して、
それぞれどういう特徴があるか、だからどう反応するのがよいか
について、わかりやすく説明してくれています。
ここでいう男性・女性の軸は、実際の性別ではなく、
男性脳・女性脳で分けたうえでの分類。
...続きを読むそもそも自分自身がよりどちらに近いかを知り、
相手がどちらよりかを判断するためのノウハウを知り、
逆の脳を持つ人を理解するためにはどうすればよいかを
順序だって説明してくれています。
ふむふむなるほど〜というところも多かったこともあり、
非常にわかりやすかった。
ちなみに私は若干女性脳寄りっぽいです。
【勉強になったこと】
・男性脳、女性脳でそれぞれ以下のような傾向がある。
(左が男性脳)
競争 - 共感
モノタスク - マルチタスク
論理型 - 感情型
最終思考 - 拡大思考
自己完結 - 自己関連
・人に伝えるときは相手が男性・女性どちらの考え方に
近いかを知ったうえで伝えると納得してもらいやすい。
男性脳の場合:自尊心のくすぐりから入る
女性脳の場合:共感の提示から入る
・男性脳の人を褒めるときは本人を褒める、
女性脳の人を褒めるときはプロセスを褒めること
・人は希望的観測に従った、楽観的な計画や目標を設定しがち
これを「計画錯誤」という。
この計画錯誤は、男性脳に多く見られる。
・何かを売りたいときは、
男性脳の場合:スペックやデータ
女性脳の場合:イメージ
を伝えることで買ってもらいやすくなる。
・女性脳の人は何故うまくいったのかという根拠よりも、
うまくいったという現実が重要と考える傾向にある。
そのため、論理的に根拠を説明するのが下手。
その分、直感に優れている。
・相手が男性脳の人を説得するときは、
過去に相手が言っていたことを参考にした等、
過去の言動を覚えていることを挟むと応じてもらいやすい。
・自分が失敗したことよりも、自分の失敗によって、
周りに迷惑をかけてしまったといった罪悪感を
強く感じてしまうのが女性脳。
フォローの言葉をかけるのが大事。
・君にしかお願いできないと言ったとき、
男性脳:自分が唯一無二の存在
女性脳:自分の集団を守る役割分担
と解釈したがる。
それくらい感じ方が違う。