Posted by ブクログ
2014年11月03日
きっかけはスリランカに赤い雨が降るという事から。そしてその雨が降る時のほとんどが爆発音があるという。その赤い雨の分析した結果(実際はまだ正確ではないが)生物反応が。。。。
つまり今地球上に存在している我々人間の元は宇宙からのウイルスではないかと言うのだ。
ビックバンから始まり地球ができその中の有機物...続きを読むからアミノ酸が上手く合成してなんたからかんたらあって生命が出来る確率なんてほぼゼロだということ。
これが宇宙からのウィルス飛来によるきっかけであればすんなんり腑に落ちるのが『パンスヘルミア説』なのだ。
実際に宇宙からの隕石に地球には存在しない形のアミノ酸が見つかっている。
また興味深い事にヒトゲノムの解析により人間の遺伝コードの46%がウイルス起源だということだ。我々のDNAは綿密に作られた設計図のようなものではなくウイルスの遺伝情報により生かされているのだ。
天然痘・インフルエンザの突然発生も宇宙から飛来した可能性も高いといい、エイズウイルスも遺伝系統の歴史を調べるとやはり宇宙由来である可能性が非常に高いらしい。そうだ、あのエボラウイルスもそうかも!と。
ダーウィンの進化論から考えてみても単一の進化で人間が生まれ言語能力も身に付くとは考えにくく、やはり何かのきっかけ、宇宙からのウイルスによる突然変異の方がはるかに納得がいくのではないかという意見には賛同できる。
と言いながらまだまだ検証中の事が多く、筆者の思いで語られている箇所も多いらしいのでこの本の評価はまだまだ先の話であろうと思う。
それより化学式とか記号とか全力で文系の俺には超苦手だし、途中理解できない所も多すぎて結構流し読みしてたのは真実であるw