呪いと日本人

呪いと日本人

627円 (税込)

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日本の文化史において「呪い」とは何だったのか。それは現代に生きる私たちの心性にいかに継承され、どのように投影されているのか――。呪いを生み出す人間の「心性」に迫る、もう一つの日本精神史。

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呪いと日本人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    再読した本。
    発行が平成26(2014)年7月で元になった単行本の発行が1995年8月なので、さくっと10年前の本であり、30年前の本でもある。
    再読した時に面白い本というのは、意外と少ないものなのだが、これは文句なしに面白い。構成も良く、文も読みやすくて魅力的だ。著者である小松和彦氏の文章は、ある

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    564

    紫綬褒章受章した、シャーマニズムとか妖怪論とか民間信仰が専門の研究者の本なんだけど、すごい面白い。こういう分野こそ日本が凄く表れてるなと感じる。狗神っていう天海祐希の映画に出てきた狗神の話も実話として出てきた。

    小松和彦
    1947年、東京都生まれ。国際日本文化研究センター所長。埼玉大学教

    0
    2023年11月17日

    Posted by ブクログ

    呪いや祓いについて凄く勉強になる本でした。。後半は小難しくなり読み続けるのが辛かった。
    一章と二章についてはホラー小説で表現される蠱、蛇、猿、狗などが、どのように利用されてきたか興味深く読めましたし、呪詛や祓いなど好きなホラー小説との繋がりもあり、楽しめて読めました。
    勉強の元の本として手元に置いて

    0
    2023年05月03日

    Posted by ブクログ

    呪いを、日本の歴史や文化の観点に立って書き綴っている面白い本です。
    陰陽道や密教などから呪いを紐解いたり、長岡京、平安京への遷都にまつわる共同体への呪いの影響、ひいては村単位でのミクロな共同体での呪いの有り様を描いたり…さまざまな呪いについての記述が面白い。
    「呪い」について紙幅を取っているため、歴

    0
    2020年07月12日

    Posted by ブクログ

    光文社のものに加筆されているというのでやはり手に入れてしまった……orz。

    すでに読んでいるものなのでレビューは割愛しようと思ったのですが、一言だけ。

    人を呪わば穴二つ!

    0
    2015年04月20日

    Posted by ブクログ

    職場の姉さんにお借りした、久々の小松先生の本。
    学生時代、先生に憧れて文化人類学で妖怪学びたいと思ったこともあったけど、恩師の「文化人類学やるならタフで言語に明るくて(2、3カ国語は喋れるくらい)切れる(頭の)人じゃないと無理だよ」って言葉にあっさり挫折…
    そんな懐かしい日々を思い出しつつ読んだので

    0
    2015年01月12日

    Posted by ブクログ

    当代一の民俗学者小松先生が昔書いた文章に加筆・修正した本。

    個人的に高知県物部村における「いざなぎ流」の呪詛の事例が興味深い。
    科学趨勢の現代で、村の「ケガレ」(例えば病気とか災害)を「ハラウ」ために呪詛「すそ」儀礼を在村の「太夫」(呪術者)に依頼して行っていることに驚く。


    主な内容は、「祓い

    0
    2014年10月03日

    Posted by ブクログ

    日本における呪いの概観を掴めるのが良いと思った
    物部村にて「いざなぎ流」という形で残ってる古式ゆかしい呪いのシステムを解説し、奈良平安に渡る呪いの一般化の過程、それに対しての祓い方など、これを読んでおけば呪いについての最低限の会話は出来ると思う

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    古代の為政者が、祭祀長としても君臨していて、呪術を管理する事で社会を治めていた面があったが、それが古代で収まらなく、近代現代になってもその残滓は受け継がれている。これは人間の性?

    0
    2024年12月15日

    Posted by ブクログ

    内田樹さんの『呪いの時代』を読んで以来、この、現在の日本を覆う「呪詛の念」とは何なのか、ずっと気になっていた。そこで手に取ってみた本書は、妙なテーマでばかり書いている民俗学者による一冊だ。
    奈良、平安といった時代に脈打った「呪い」の歴史は興味深く、マンガ家などにとってもこういう本は参考になるのだろう

    0
    2015年04月11日

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