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乱世を渡り歩き、秀吉ら戦国の英傑らと奇縁を得た若き日の天海。時は信長の天下かと思われたが、そこには予想だにしない破滅の足音が近づいていた……。構想20年、ミステリの名手が歴史の謎に迫る野心的大作!
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Posted by ブクログ
いい悪いは置いといて信長のしたことの多さと大きさ。 上巻で天海は光秀や秀吉のことを高く評価し、好意を持っていたのに、家康の元に行った理由が分かる。読者は読者は歴史を知っているので、読む原動力の一つになっていたと思う。もっと続けばいいなあ~。
後編 信長の変化、それに廻りの家臣たちの考え 本能寺、中国大返しへと進む。 イメージとしては教科書っぽい
史実の再発見、再構築に夢中になりすぎて物語を創作するところまでは手が回っていない印象です。 上巻が良かっただけに色々ともったいないかなぁ…。 どうせなら浅見光彦のご先祖様を出すとか、そういう遊びをして欲しかったです。
明智光秀がどういう役回りをしたんだか諸説あるなかで、さほど突飛なお話でもなく下巻は淡々とお話が進んでしまったという印象。 随風さんの行くあたりあたりばったり、歴史の真相(?)の手掛かりが見え隠れしてくれた。まったく浅見探偵ものとおんなじだったなぁ・・・ (2012/2/6)
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