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Posted by ブクログ 2010年06月27日
本書は、社会哲学を専門とし
現在は、東京大学教授であるである著者が
近代以降の社会思想史について紹介する著作です。
著者は「近代主義の見直し」という問題意識の元に
まず、80年代以降の思想界における混乱をコンパクトに解説。
続いて、ヘーゲル、アダム・スミス、ダーウィンなど
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Posted by ブクログ 2018年11月22日
なぜか積読になっていた一冊。同じく積読になっている、ちくまの「名著30」シリーズを片付けるのに合わせて読み終えた。
まず、本書は2009年にリリースされた点を考えて読む必要がある。その10年近いズレが気になり、それほど期待しているわけでもなかった。
だが読み始めてしばらくして、ハンチントン、ウォ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月12日
本屋さんでは色々な自己啓発本やハウツー本が並んでいますが、不透明な時代のいま、哲学や歴史が見直されていることには同感ですし、ついついこの本に手が伸びてしまったのもそんな理由からです。
本書は、私のような社会思想の初心者にも平易に書かれており、非常に読みやすい良書です。
近代啓蒙、リベラル思想...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月17日
社会思想についての入門としては非常にいいと思いますが、これもある程度予備知識がないとついていけない部分がある。
新書なので、紙数に限りがあるためかなり駆け足。
わかりやすく書こうとしているのだろうが、思想史に詳しくない私などは、何度も読み返してしまった。
また、歴史的事実と、思想の発達を力説しなが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月25日
現代社会を捉え、未来社会を構想するための社会思想史という学問。欧米中心的な進歩史観からの脱却を目指し、多元的な社会を生きていくための社会思想を探る。
あまりにさらさらとした語り口調なので、引っかかりにくいかなあと思いつつ、扱っている主題からするとこのくらいの距離がちょうど良いのだと思います。
本書...続きを読む
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