Posted by ブクログ 2022年02月06日
読んだ当時は、美大受験をひかえていたこともあって、この本にかかれていることがとても胸に響きました。
これは美大受験だけでなく、これからの人生でも、絵をかく1人として、何度も読んでいきたいです。その度に色んなことに気づけそう。
また、絵だけじゃなく、他のことでも通じる本だと思います!私にとって人生の教...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月09日
千住さんのこだわりと芸術についての考え方がわかる本。すごくいい本だが、日本画だけをひいきのひきたおし的に褒めているのが鼻につく。日本の洋画とてかなりのものだと思うのだが。逆に千住さんのような極めた方でも、考え方には癖と偏りがあるものなのだなあと興味深く読んだ。あと千住さんがかなり自分大好きなところが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月28日
余白は宇宙だ。まとめようと思うと凡庸になる。芸術とは答えの返ってこない永遠に向かう問いかけ。世阿弥の「目前心後」演じている自分を離れて見るもう一人の自分が表現者にとっては絶対に必要である。伝えたい心を持っているか?個性は今以上なくてもいい、切り口の独創性が必要。普通にしていても個性は十分に出ているも...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
どんなジャンルであれ絵を描いている人、絵に関して悩みを持っている人、これから絵を学びたい人全てに是非読んでいただきたい本です。これを読むともやもやとした気持ちがなくなり素直に絵を好きで、好きなものを描き続けていいんだという安堵感が生まれました。私の求めていた答えが(全部ではないけれど)ここにありまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月23日
日本画家千住博さんの、絵を描くことに対しての情熱が伝わってくる一冊。
トップの画家になるためにはオリジナルが求められるが、美術史の中で「マネ」を超えて「自分のもの」にできる人は1%で、世界の美術史で教科書に載ってくるような人だけである。
そんな厳しい世界で千住さんは、誰よりも絵を必要とし、夢...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年05月17日
意外と知らなかった制作上のコツのようなことも書いてあり、参考になるので絵を描く人は読むといい。
ヘンライの「アートスピリット」でも繰り返し強調されていたが、「伝えたいことをはっきりさせる」「情熱を持ち続ける」のは画家にとって最重要事項であるようだ。
しかしながら、参考図版を観ると、著者好みの絵と自分...続きを読む