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Posted by ブクログ
主に野球における、コーチングを論じた本。筆者はスポーツライター、小説家で、自身野球意外にも武道、格闘技や他の競技も経験豊富だ。
本書のテーマは「日本のスポーツ界にいまだにはびこる根拠なき根性論」によるコーチングではなく、個人ごとの向き不向きや科学に基づいたトレーニングをするべき、ということを数々の事例(コーチングの失敗によって潰れた例も含め)を挙げて論じている。
野球やスポーツだけに限らず、社会生活全てにおいての教訓がここにはある。人間誰しも「自分の成功体験」から物事を考えがちだ。もちろんそれは「貴重な経験」として生かされるべきではあるが、他人や他の組織にとってもそれが最良であるとは限らない。
成功体験だけでなく、間違った指導を盲信してしまうこと、またそれを強要して結果が出せなくしてしまうことも危険であることを教えてくれる。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
無能な指導者、間違ったトレーニング理論によって、どれほどの煌めく才能がつぶされ、スポーツ界から去っていったことか。
「ウサギ跳び」「丸刈り」「水分補給の禁止」「ダラダラ長時間続く練習」「シゴキ」「三年天皇、一年奴隷」「自分の成功体験の押しつけ」「恣意的な選手起用」「ただヒステリックにわめきちらすコーチ」「不勉強」「思いこみ」―日本のスポーツを語る言葉は、あまりに貧しく、絶望的である。
いや、見方を変えれば、これはスポーツ界だけでなく、日本の一般社会にも共通することかもしれない。
本書は、現在のスポーツ界に風穴を開けようと日々奮闘する監督やコーチ、トレーナーへ取材を重ね、その最先端の理論を紹介するものである。
[ 目次 ]
第1章 “頑張らない”ことが潜在能力を引き出す
第2章 間違いだらけのコーチング
第3章 日本人が捨てた究極の“走り方”
第4章 メンタルトレーニングの真贋
第5章 誰も教えてくれないバッティング常識の嘘
第6章 やる気を引き出すコーチング
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