猫除け 古道具屋 皆塵堂
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猫除け 古道具屋 皆塵堂

704円 (税込)

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3.6

妻と母の待つ村に帰る日を心待ちにして、慣れぬ呉服屋勤めを終えた庄三郎は、村で悲惨な目に遭ってしまう。あやしい古道具屋で丑の刻参りの道具を漁るまでに追い込まれてしまったその男は、伊平次と出会い、その古道具屋に住み込むことに。暗くてすぐ騙される男が、曰くだらけの品ばかりそろっている皆塵堂で、はたして立ち直れるのか。そして巷では、猫好きの厳つい棒手振りの巳之助が激怒する、猫をいたぶる事件が起こっていた。

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古道具屋 皆塵堂 のシリーズ作品

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  • 古道具屋 皆塵堂
    704円 (税込)
    跡取りとされた弟の急死で、浅草の道具屋に呼び戻された太一郎。道具屋をやり直すには年を食いすぎている太一郎は、深川の古道具屋皆塵堂で修行することに。太一郎には、幽霊が見えるという人に言えない秘密があった。だが皆塵堂にあるのは、首吊りや夜逃げのあった家から持ち込んだ、いわくつきの品ばかり。見たくもない幽霊と向き合う日々が始まった。そして向島の猫屋敷で、太一郎は封印していた幼い日の記憶をよみがえらせる。
  • 猫除け 古道具屋 皆塵堂
    704円 (税込)
    妻と母の待つ村に帰る日を心待ちにして、慣れぬ呉服屋勤めを終えた庄三郎は、村で悲惨な目に遭ってしまう。あやしい古道具屋で丑の刻参りの道具を漁るまでに追い込まれてしまったその男は、伊平次と出会い、その古道具屋に住み込むことに。暗くてすぐ騙される男が、曰くだらけの品ばかりそろっている皆塵堂で、はたして立ち直れるのか。そして巷では、猫好きの厳つい棒手振りの巳之助が激怒する、猫をいたぶる事件が起こっていた。

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猫除け 古道具屋 皆塵堂 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2016年08月28日

    シリーズ第2段。
    最終巻を読んでからシリーズを追っているので、
    庄三郎さんがどういう人物か知ってはいたけれど…。
    今回もとても楽しくあっという間に読めました。
    猫と川と鰻が苦手な太一ちゃんが
    お客さんの前だと立派になっていて……
    感動しました(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月16日

    再読。
    『曰く品』も構わず扱う古道具屋《皆塵堂》で今回修業するのは『陰気なすっとこどっこい』の庄三郎。
    彼の重すぎる身の上を癒すには、恐ろしくてお気楽な《皆塵堂》はピッタリか。
    やはりキャラクターが良い。
    気を遣っているんだか面白がっているんだか分からない店主、超現実主義で仕事が出来すぎる小僧、店の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月08日

    新登場の庄三郎。
    辛い過去も、伊平次にかかればあっさりしたもの(笑)
    でも、伊平次や太一郎、巳之助に、救われていくことにほっとする。
    巳之助が、いいやつ過ぎて本当に面白い。
    太一郎も、父親との仲が修復されて、どこかふっきれたようだし。ま、猫や水が平気になる日がちゃんとくるかは謎だけど(笑)
    猫除けの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月04日

    「古道具屋 皆塵堂」シリーズ第二弾。
    可愛い表紙と魅力的な登場人物たちでマイルドにはなっているけれど、きちんと怪談。
    今回皆塵堂に現れたのは、朴訥で真面目なのにツキに見放された不運な男 庄三郎。これが本当に可哀そう。第三話「憑いているのは」では、そんな彼に憑いているものの正体が明らかに....とは言...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月02日

    太一郎は前作でおうちに帰ってしまったので、今作ではあんまり出ないかと思いきや…かなりがっつり…いいように使われてますやん(笑。
    新人さんが来て、どうなるかなーと思ってたのでちょっと嬉しい。
    それにしても鰻屋、呪いを送るほどの理由が知りたかったかも。
    何もそれなりに繁昌してる店の向かいで、相手に呪いを...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月16日

    皆塵堂シリーズ第2弾

    丑の刻参りの件は怖かった~。夜中に読んでてぞくっとした。
    基本的に「憑りついてる古道具」の話なので、悲しい事件の被害者などの話なんだけど、全体的には明るいトーンで読みやすい。猫の件はかわいそうであまりきちんと読めなかった。

    うなぎ屋の話は胸がすっとした。

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月07日

    家の借金を返すため、村を出て3年働いてきた庄三郎。
    ようやく母と妻の待つ、田舎へ帰って来たが、庄三郎を待っていたのは。

    どの話も救いようがないような気が滅入る話。
    なのに皆塵堂の面々が絡むと、ちょっと切なく、でもどこかホッコリした気持ちになる。
    鰻屋の掛軸、自殺した許婚の鏡台、重い大八車、釣り忍、...続きを読む

    0

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