金子みすゞ名詩集

金子みすゞ名詩集

594円 (税込)

2pt

明治36年、山口県に生まれた童謡詩人金子みすゞ。
彼女の残した作品には、小さな動植物に対する深い愛情や悲しみ、そして子供の持つ独特の感性などが、みずみずしい言葉で綴られています。
本書では、金子みすゞの名詩を93編収録。
こころに響く金子みすゞの詩を味わってください。

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金子みすゞ名詩集 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月18日

    読んで改めて思う。
    金子みすゞは天才だと。
    こんなにも無邪気で、透徹した目線で、それでいて詩としての完成度が高い。童謡詩人と言うだけあって、子どもにも口ずさんで読んであげたい詩ばかりだ。もちろん、大人になって読んでも響く。
    有名な「私と小鳥と鈴と」や、「こだまでしょうか」も収録されており、充実した一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月01日

    金子みすゞ、この高名な詩人の作品を永らく読んでいなかったことを恥じる。常に平易な言葉で語られているが、素晴らしい抒情性豊かな詩が多い。
    私と小鳥と鈴と
    夜ふけの空

    海へ
    星とたんぽぽ
    金魚のお墓
    浜の石
    積った雪
    などが印象に残った。
    もう一人の郷土の詩人、中原中也に勝るとも劣らない。素晴らしい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月05日

    東日本大震災の際に『こだまでしょうか』が流されて、気になっていた詩人です。
    みすゞさんの詩は優しく心に染みる。でもちょっと寂しさも含まれ、それは彼女の育った環境によるものなのかもしれません。
    『私と小鳥と鈴と』の「みんなちがって みんないい」この言葉を読むと、大袈裟ですがなんか許されている、そのまま...続きを読む

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    購入済み

    2023年04月28日

    みすゞの詩は優しく愛情深い詩の中に悲しみが同居していて、ドキリと胸を突くような瞬間がいくつもあって表現感性での言葉の中にある発見がみずみずしい。

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    Posted by ブクログ 2021年05月04日

    「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」「不思議」「誰がほんとを」「星とたんぽぽ」「ばあやのお話」が印象に残った。瑞々しい感性を失わず、保ちたいと思います。

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    Posted by ブクログ 2020年07月28日

    美しき言葉に触れ、心の栄養素としてバランスが良い本。
    詩は完成形ではなく、読み手の解釈力が合わさって、世界に一つの「詩」となると思います。

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    Posted by ブクログ 2016年11月24日

    私と小鳥と鈴と、
    不思議、
    蜂と神さま、
    雀のかあさん、
    雪、
    星とタンポポ、
    露、
    美しい町、
    などなど
    とても良い詩集です。

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    Posted by ブクログ 2020年05月17日

    2020年16冊目。(再読)

    誰かが喜んでいる裏で、人知れず悲しんでいる人がいる。そういう「見えないけれど、たしかにある」ものへの繊細過ぎる感性が、人だけでなく、動物や植物、天体や自然現象にまで働いてしまう。大げさでなく、万物に耳を澄ませ、声を聴いていたのではないかと思う。

    だからこそこんなに素...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月01日

    金子みすゞ の詩集を衝動買いしました。
    今読んでいます。

    金子みすゞ の生涯って決して幸せではなかったようです。
    結婚した男は最悪。
    最愛の娘をその男に渡さぬ為にみすゞは自ら命を絶ち、究極の抗議をしました。

    金子みすゞの詩は、みずみずしい子供の感性と、びっくりするような意外性のある悲しみを見抜く...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    命、自然、小さなもの、事象一つ一つに目を向け、宝物のように大切に取り上げる。
    作者の慈しみ深さ、洞察力にハッとさせられる作品の数々でした。

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金子みすゞ名詩集 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内文学
  • 出版社
    彩図社
  • ページ数
    192ページ
  • 電子版発売日
    2014年05月16日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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