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なぜ人気作家・龍之介は、その「ぼんやりとした不安」を胸に抱くに至ったのか。畏友・宇野浩二の発狂に揺れ、世紀末の暗黒に染まり、共産主義やキリスト教へと接近する…文豪の最晩年、自死に至る日々を丁寧に描き出し、その孤独で繊細な魂の内面に迫る、或る「芥川龍之介」伝、完結巻。彼の苦悩は、まさに二十一世紀を生きる我々が直面している苦悩なのかもしれない。
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Posted by ブクログ
ああ、終わってしまった。 迷って、翻弄されて、不安に苛まれて、 時に懸命に時に流されるまま生きて そしてある日ふと逝ってしまう…。 読み終わった後の何とも言えない虚脱感に 自分の年齢的なものをちょっと感じました。
ある種の主義者が貧乏に憧れるように 芥川はイエスの苦しみに憧れたのかもしれない いや、単にやや過剰な自意識をイエスに重ねただけかもしれないし あるいは、母親たちにマリアを重ねたため 自らもまたイエスである必要に駆られたのだと考えることもできよう 結局はよくわからないのだ しかしとにかく彼は、その薄ぼ...続きを読むんやりした不安ただよう己の一生に そのぬるま湯のような物語に 神ではなく自らの意思でもって劇的に幕を下ろしてみせた それによって生じたインパクトが、芥川龍之介の名前を 「超人」ならぬ「超阿呆」として今に残しているのは確かなことである
第二十三話 世紀末の悪鬼 第二十四話 或阿呆の一生 第二十五話 闇中問答 第二十六話 澄江堂主人 第二十七話 西方の人 第二十八話 「善き者」たち 第二十九話 守らんとするもの 第三十話 エリ、エリ、ラマサバクタニ 第三十一話 その日 第三十二話 ぼんやりした不安 最終話 ...続きを読む エピローグ エピローグが、作者の山川先生が、芥川さんのお墓参りで、漫画家にして描いてすみませんでしたと終わっているのが、現実に戻ってきた気分になれてよかったです。 実質のラスト、奥さんのフミさんが、お父さんやっと死ねましたね。お父さんよかったですね。 といっているところもすごくしっくりきました。 中篇ラストで、発狂した宇野浩二の方が長生きして、病からも回復して作品も書いてるのが人の関係性って面白いと思います。 読んでない作品の、方が多いので、芥川さんの小説を読みたくなりました。
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