澄江堂主人 中篇
  • 完結

澄江堂主人 中篇

869円 (税込)

4pt

4.3

文豪・芥川龍之介の生涯を、独自の視点から描き出す話題作。夏目漱石、宇野浩二、室生犀星、萩原朔太郎、内田百間など、燦めく才能たちとの交流を通して、大正から昭和という激動の時代を生きる魂の孤独を活写する、待望の単行本第2弾。巻末に、『澄江堂主人』全三巻全体の「索引」を付す。

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澄江堂主人 のシリーズ作品

全3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 澄江堂主人 前篇
    完結
    814円 (税込)
    「コーヒーもう一杯」で漫画の枠を超える広い読者の心をとらえた漫画界の吟遊詩人・山川直人が、満を持して挑む新境地。数多ある芥川関係書籍を渉猟し、独自の筆致と解釈で描き出す、“漫画家”芥川龍之介、最後の日々。変革の時代を、繊細すぎる魂を抱えて疾駆した天才作家、その生と死の物語。
  • 澄江堂主人 中篇
    完結
    869円 (税込)
    文豪・芥川龍之介の生涯を、独自の視点から描き出す話題作。夏目漱石、宇野浩二、室生犀星、萩原朔太郎、内田百間など、燦めく才能たちとの交流を通して、大正から昭和という激動の時代を生きる魂の孤独を活写する、待望の単行本第2弾。巻末に、『澄江堂主人』全三巻全体の「索引」を付す。
  • 澄江堂主人 後篇
    完結
    869円 (税込)
    なぜ人気作家・龍之介は、その「ぼんやりとした不安」を胸に抱くに至ったのか。畏友・宇野浩二の発狂に揺れ、世紀末の暗黒に染まり、共産主義やキリスト教へと接近する…文豪の最晩年、自死に至る日々を丁寧に描き出し、その孤独で繊細な魂の内面に迫る、或る「芥川龍之介」伝、完結巻。彼の苦悩は、まさに二十一世紀を生きる我々が直面している苦悩なのかもしれない。

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澄江堂主人 中篇 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    芥川が長編を一本も書かなかったのはなぜだろう
    書かなかったのか、それとも書けなかったのか
    いずれにせよ、そこにはある種のニヒリズム…すなわち
    「大きな物語」への不信が影を落としているように思える

    (ひょっとするとそれは、山川直人さんの抱えている問題意識と
    重なるものであるかもしれない)

    しかし芥

    0
    2012年10月29日

    Posted by ブクログ

    「マンガ家」芥川龍之介の晩年を描くという
    異色の設定にそろそろ慣れてきたと思ったら、
    突如作中に登場したパソコンのおかげで
    作品世界がさらに不思議なものになった(@@)。

    現実世界の異なった解釈のようでもあり、
    どこか別の世界の話のようでもあり、
    何とも不思議な感覚を覚える作品。

    0
    2012年12月09日

    Posted by ブクログ

    第十二話 漫画の鬼
    第十三話 漫画的な、余りに漫画的な
    第十四話 安寧秩序
    第十五話 お金の話
    第十六話 人生のとなり
    第十七話 パイプの会
    第十八話 晩春売画日記
    第十九話 百間先生来訪
    第二十話 震災四年
    第二十一話 宣伝映画
    第二十二話 講演旅行

    0
    2016年02月07日

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