Posted by ブクログ
2012年10月03日
祖母から受け継いだ南洋裁店で、ひとり服を作る市江。彼女は、人を見て服を作る。
百貨店に勤める藤井は南の服に惚れ込み、もっとたくさん作れるようにしてブランド化をしたらどうかと話を持ってくるが、市江はそれを毅然と断る。
Flauだったかダ・ヴィンチだったかで薦められていて興味を持ったのだが、期待通りだ...続きを読むった。
静かに話が進むのだけど、仕事をきちんとこなすプロの姿勢はなんて気持ちがいいのだろう。おとなしそうなビジュアルの市江が、職人らしく頑固で実はちょっと変わっているのもギャップがあっておもしろい。