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Posted by ブクログ 2014年10月26日
幅広い発言を続けている思想家、森岡先生のエッセイ。「あとがき」で触れられているが、著者の研究テーマである「生命学」の入門書ともいえる。「生命学」ときくと理系の自然科学分野の学問のような響きがあるが、その内容は実践哲学ともいえるもの。最近の特に若手の哲学研究者からは、哲学や思想を日常生活に活用しよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月18日
「アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカ」るだけではなく、敢えて「自分を勘定に入れ」、自分との関わりに於いて考えようと提案する書。「欲望」「性愛」「生命」をキーワードとして、自分と世界との関わりを模索する。人間を欲望する存在として捉える「欲望論」が面白い。「吾欲望す、故に吾在...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月09日
一時期、テレビや新聞で著者の名前をよく見かけた気がする。
生命倫理の専門家だそうだ。
この本は、エッセイ集なので、それほど難しい話ばかりではない。
ただ、どの文章でも、自分を棚上げにしないという立場を貫いているのが印象的だ。
例えば、原発問題とエネルギーを大量消費した快適な生活への私たちの執着と...続きを読む
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