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Posted by ブクログ
・他人の意見を鵜呑みにして、従う、それが「愚直」であり、実直でもある。だが、「素直」とは、まず他人の意見に耳を傾け、判断はおのれがする。おのれの確乎たる意志を持ち、他人の意見を聞く度量を持つ・・・それを「素直」というのだ。
・人は稲穂と同様、実り重きを為す程、頭を下げ、腰を低くするもの。
・日本史に金襴と輝く源義経の戦法は、常に一貫していた。「速度」である。敵の想像を超える速度で攻める。対応する隙を与えず、卓越した速度で攻め破る。
・義経の知略は、『彼の身に我が身を置く』という唐土の兵書「六韜」に依る。つまり敵将知盛の身になって思考を巡らすことに尽きる。
・別冊『本能寺』は信長を苛烈極まりない美意識の追求者として設定し、その目指したものは、乱世に存在するあらゆる「既得権益」の破壊にあったとした。
・『島津奔る』から。‐『なにもしないのは「悪」である』。
・今東光「悪名よ栄光あれ、事を為すに当たり十二分にやった者は、すべて悪人として人々の中に残るものなのだ」。
Posted by ブクログ
歴史小説は好きだが、本作は小説好きと言うだけで有れば読みづらいだろうなと思う。私が好きな歴史小説は、魅力的な主人公を置いて、いくらか誇張はしつつ生き生きとその場を生きる歴史上の人物のイメージを広げることだが、本書者は史実に忠実にしようとし過ぎなのかな。時代によって登場人物の目線が変わりすぎるので、物語に入り込みずらい。
しかしながら、私のまだ貧弱な平家像を膨らましてくれたことは大いに感謝したい。
源義朝平治の乱から始まり、後白河上皇・平清盛に人物は移る。主人公としては後白河上皇なのだろうな、天皇の強い武士に左右されながらも、したたかに時代を生き抜き、操作する力には舌を巻く。
【学】
保平の乱の後実権を握った後白河上皇、信西入道の政治を容認するが、それに義朝が反発
東の源家、西の平家
四姓
源氏:系譜は多岐にわたる、しかしその繋がりは薄い。清和源氏は武門として朝廷に仕えた。酒呑童子退治の源頼光、前九年・後三年の義家
平氏:
藤原氏:最も古く、大化改新の藤原鎌足が起源
橘氏:藤原、橘氏は文官として朝廷に仕えたが、平氏、源氏は武人としても朝廷に仕えた
清盛になっても文官藤原氏の勢力を宮中内で御すことは難しく時間がかかった。
天皇初代神武天皇が日向の地を出でて、東征して大和に朝廷を定める際、紀伊半島に上陸したその軍を先導したヤタガラスの伝説は熊野三山に始まる
「平家物語」の主題は”傲る平家久しからず”と平家全盛の頃の栄耀栄華と滅びゆく悲惨の最後を対照的に描き、諸行無常の仏教説話の態を形成している。そのため、清盛は巨悪、子重盛は理想的な人物として扱われた。他の書物でも清盛は悪者扱いされることが多いが、本作の清盛は私にとっては悪者ではなかったな。
清盛、源氏との戦いの最中に病死
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小説・文芸
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