女はマスターベーションをしてはならない、という性教育の寓話「眠り姫」。死体愛好者の変態王子が服と食べ物にしか興味のない頭の軽い白雪姫を見初めた話「白雪姫」。初体験に憧れる乙女と欲求不満のおばあさんに中年オオカミが殺される恐怖のストーリー「赤ずきん」。階級闘争のマルクス主義者たちが女性差別には寛容だったために死んだ悲劇の女の子「マッチ売りの少女」。独自の視点とユニークな解釈で描く7編を収録。

ジャンル
出版社
KADOKAWA / 角川書店
掲載誌・レーベル
角川文庫
電子版発売日
2014年02月28日
コンテンツ形式
EPUB
対応端末
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  • ブラウザ

グリム、アンデルセンの罪深い姫の物語

Posted by ブクログ 2012年07月05日

眠り姫が性に目覚めるとき/白雪姫の魔女裁判/
おませで可愛い赤ずきん/シンデレラと大足の姉たち/青ひげの失楽園/
男の国へいって死んだ人魚姫/マッチ売りの少女娼婦

ものすごく 人間的な物語と感じるのは、
わたしたちが小さい頃の記憶で知っている童話に
隠されていた、真実でありその社会背景。
単純な物...続きを読む

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グリム、アンデルセンの罪深い姫の物語

Posted by ブクログ 2011年06月24日

まず、あとがきにあるようにグリム、アンデルセンの童話を批判しつつパロディ化した小説ということ。

これを頭に入れてから読まないと、とんだ男尊女卑の作品になってしまう。各物語最後にある教訓は笑い所満載。

「マッチ売りの少女娼婦」の教訓にある社会主義者たちはブルジョワジーとプロレタリアートという階級を...続きを読む

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グリム、アンデルセンの罪深い姫の物語

Posted by ブクログ 2006年11月26日

エロティックを追求したグリムのパロディではこれが一番好きです。
赤頭巾の少女っぷりには思わずドキドキしましたよ!

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