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いとや手芸用品店を営む木綿子は、35歳になった今も恋人がいたことがない。
木綿子の店で働くことになった光は、父親が何度も変わったり母親が家出したり「家族」という存在がよくわからない。
そんなふたりが一緒に暮らし始めたことで、自分と相手を尊重する難しさに対峙する――。
不器用な大人たちの“ままならなさ”を救う、勇気と希望の物語。
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Posted by ブクログ
私にとってとても大切な作品になった。
普通の生活、普通の恋愛、普通の家族。
普通を作りその中に自分を置いていれば、周りから責められる心配がないから安心だし、なんだったら安心な場所から人の普通ではないところを責めてたりする。
だから、自身の普通から外れているところに違和感を感じると、精神的に病んでしまう。
こんな生活の繰り返しが嫌になっていた時に、この作品に出会った。
ひかりくんが司さんに言われた言葉。
「人と違うから、社会の隅で生きていこうとかも、思わなくていい」
「胸を張っていれば、そのうち、自分のいるところが真ん中になる」
すとんと胸に落ちてきた。
人を傷つけない限り、自分を真ん中に置いて考えてもいいんだ。
木綿子さんとひかりくん、必然的に出会えて良かったね。どうか、2人だけの大切な関係がずっと穏やかに続きますように。
畑野さん作品はお初でしたが、すっかりファンになってしまいました。
あとがきにもありましたが、ヨルノヒカリをありがとうございました。
Posted by ブクログ
とっても良かった。
【関係性にこだわるのではなく、周りの目を気にするのではなく、相手を大切にすること、踏み込みすぎず、離れすぎず程よい暖かい関係があること】
恋愛できないゆうこさんに共感した。
友達との話題についていけなかった。
辛かった。
家庭環境が複雑なひかるくん。
胸にいつも感情をしまっていたこと。
それも共感する。
男女の関係はいつも、始まりがあり終わりがある。それが当たり前だと思っていた。
同性同士にはそんな区切りはない。
考えたことはなかった。
その急に関係性が変わることがなんとなく苦手だった。
私に恋愛感情はあったけど、踏み込まれるのが苦手だった。
側ににいて無理をせず安心する お互いのことを程よい距離で寄り添い支え合える関係はいいなと思った。そんな夫婦だったらいいなと感じた。
Posted by ブクログ
刺繍屋さんのお話
勤めていた飲食店潰れてアパートは取り壊し、1人露頭に迷っていた主人公が住み込みで働ける店を見つける。
それが刺繍屋さん。刺繍屋さんのの店主は恋愛というものがどういうものか理解できないが、主人公の孤独そうで子犬みたいなところをほっとけなくて働いてもらう。
平和な日々を過ごすが、ある日店主を傷つける男性を殴ってしまう。自分の中の凶暴性に向き合わなくてはいけなくなる。
男女で一つ屋根の下、普通なら恋愛・結婚と言われる年齢だが、そもそも普通とは何か。
感情とは何かにわ一般的なものに当てはめなければならないものなのか。葛藤するお話
一般的に の重みがよくわかる作品。特に感情に関しては一番一般的にが通用しないと思う。
一般的に を自分が他人に言うべきではないと思った作品であった
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