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学力低下が叫ばれる中、今本当に勉強が必要なのは、大人の方なのではないか――国語・倫理・歴史・自然科学など広い分野にわたって、「そもそもなぜ勉強するのか」を考え直す。
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Posted by ブクログ 2013年08月06日
数ページ読むにつれ、凡そその題名から想像していたイメージとは、隔たりあることは否定出来ないものの、出だしから共感できるところが非常に多い。 辛らつで歯に衣い着せぬ内容が連続し、しかも的を得ていると感じる。 勉強をするということは多面的に物事にアプローチするトレーニングであり、実社会でのバランス感覚...続きを読むを養うことに繋がるのだろう。 各章の終わりにお勧め本が書かれており、今後の参考にしたい。 以下、本文抜粋。 『本当にお勉強すべきなのは、我々大人の側なのではないか・・・』 『結局最もつまらぬものを欲しがるあまり、最も大切なものを取り逃がす・・・』 『本当の自分なんて、自分自身のなか以外の、どこにもないのだ』 『思考する訓練を積んでいない者に、よく討議されたわけでもない結論を押しつけるよう教育が施されている・・・』 『信じるというのは、善良な行為ではなく、思考の停止である。考えるのをやめにして、あとは他人の意見に身を委ねる。それが「信じる」ということだ。』
Posted by ブクログ 2011年10月20日
凡庸な親が子供に勉強させる前に自分も勉強しなくてはならないと考えるための本。理由など分からずなんとなく感じていたことが、人間の本質に入り込んだ著者の見解のお陰で、色々頷くところ多し。各章各章金言がパレードで行進しており、特に、科学と文学の対決の話は珠玉でした。
Posted by ブクログ 2011年10月12日
とても良い本に出会いました。筆者の勉強に対する考え方はとても参考になります。 歴史の勉強と史観の分離など明快に書かれています。 売らずに手元に残します。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「勉強」ということの意味を 身にしみるほどに考えさせられる一冊。 レビュアー自身も偉そうに語れるほど 「勉強」をしているわけではないが、 社会システムの様々なひずみが 社会の構成者の「不勉強」に由来している可能性を 痛烈に示唆しており、衝撃的だった。 とりわけ、「勉強」について 一番まじめに考え...続きを読むるべき教育関係者もまた、 往々にして「不勉強」であるという。 この指摘は、 教育学部で勉強してきた身として悲しくなる。 確かに、教育について物申す人々には 「勉強」を悪しき行為と決め付け、 「勉強」とは独立した 「学び」という概念を提起する教育者も 少なからず存在している。 著者の指摘と照らし合わせるなら、 彼らの発言は 「勉強」への現実逃避ではないかと思えてくる。 「勉強」の意味を社会と関わらせて 考えたい人にオススメの一冊だが、 一番読むべきは 「勉強なんか社会で役に立たない」 と心の底から信じ込んでいる人では?と 個人的には感じた。
Posted by ブクログ 2013年01月01日
論理的に詰められてるという感じではないが常識的に書かれている感じ。 各章の最後にまとめられている本のレビューを参考に本を読んでいきたい。
Posted by ブクログ 2011年04月11日
[ 内容 ] 四〇歳を過ぎた。 親として子に何かを教えようとしたとき、ふと、自分の生きざまを問われ、恥じ入りたい気持ちになる。 子供に読んでやる文章が、自分自身の身にしみる。 この年になってやっと、本当の勉強の意味に気付いた気がする―。 学力低下不安から、子供にお勉強をさせることは、一種のブームと言...続きを読むえる盛り上がりを見せている。 しかし現在の日本人の不勉強ぶりは、子供にお勉強をさせればいいというレベルをとうに超えている。 自戒を込めて言えば、すでに大人からしてダメである。 本書は、凡庸な親が自分も勉強しなくてはならないと考え、しかし何をどうやって学ぶべきか、そもそも勉強とは何だっけ、といった事柄を、国語・倫理・歴史・自然科学といった広い分野にわたって思い悩むドキュメントである。 [ 目次 ] 序章 不勉強社会ニッポンの現実 第1章 そのお勉強でいいの? 第2章 読書のすすめ、もしくは戒め 第3章 倫理は教えられるか、学べるか 第4章 「正しい歴史」は存在するか 第5章 自然科学と論理的思考力 第6章 「好きなら伸びる」は本当か [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by ブクログ 2011年03月27日
ところどころ、ヒヤリとする言葉があるなあと感じる当たり、自分の迂闊さを痛感。いやはや、困ったものだ。 本書には、ある種当たり前の事しか書いていないが、だからといってその当たり前を当たり前と認識できている人はこの本を必要としないだろう。 結局、これは内田樹さんのいう「遅れ」なのだろうな。しかもそれ自体...続きを読むもはやどうしようもない。 でも、まあもやもやは残るものの、とりあえず前に進むしかないし、そのために私は勉強するしかないのだろう。切実。
Posted by ブクログ 2010年01月26日
受験のときは勉強を欠かさずにやった私。 大学に入って気が抜けたか勉強に手つけてなく "不勉強"になっている。 この本で"受験のときの頑張りに戻りたい"と思った。 もうすぐ長い春休みが来るので 資格の勉強に取り組みたい。
著者がいうところの「勉強嫌い」は若者だけでなくて社会人・親などの大人も含む。若者だけでなく大人も本を読まないし勉強しないから「勉強しない日本人」を再生産しているということらしい。おもしろいのは、著者自身勉強嫌いで、「このままだと格差社会に淘汰されますよ!」と勉強嫌いの人間として警鐘を鳴らしているとい...続きを読むうこと。とはいえ高校時代は読書ばっかりしてまったく学校の勉強はしなかったというのにちゃっかり医者になってるからかなり頭のいい人なのでしょう。
Posted by ブクログ 2011年08月03日
「大人だって、勉強するに手遅れということはない」とあとがきにあります。では、どんな勉強をしたらいいのか、その指針がこの本にはありました。でも、例えば「論語」を今すぐに読むかというと・・・。
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