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眠りは突然奪われた。 仕事のチャット通知に追い立てられ、自分を失った「わたし」。 ウェルビーイングを強要する会社、丁寧な暮らしを推奨する夫、怪しげなeラーニング講師。安眠のために奔走するうち、いつしか不思議な世界に迷い込んで──。 ポジティブ至上主義の現代社会に反逆する、“不眠”アドベンチャー長篇! デビュー作『空芯手帳』が世界26か国・地域で異例のヒット中! 世界が注目する著者による、新たなる“不眠”文学の誕生!
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Posted by ブクログ
ストレス社会の弊害「不眠」がテーマのお話 私も寝つきが悪いし、眠れず夜明けを迎えることもあるから共感する所が多かった! 不眠に悩まされる主人公の意識が、現実と非現実を行き来する様子をコミカルに、時にはスリルもあったりでとても新鮮でした
妄想?ファンタジー? 主人公の思考回路が眠れないことで狂ってるのか、普通はありえないでしょ…っていう展開が広がってばかりいました。 眠れないことはよく分かったし、一貫して不眠について書かれていることはブレなくて良かったと思います。 きちんとタイトル通りでした。
意識を手放すという意味では眠る行為は小さな死なのかもしないけれど、そうなってくるとその小さな死によって目覚めている生の時間が支えられていることになる訳で、もっといえば不眠の場合は生の時間を消費して安らかな眠りの為に全力で健康を求めるようになってしまい、生と死、結局どちらのためにこの身体があるのか読ん...続きを読むでいて分からなくなってくる。全体が長すぎる点、『不思議の国のアリス』のような夢的な世界観やラストの展開の手堅さが個人的にはややマイナスに働いて、つまらなくはないけれど面白いとまではいかないところに留まった印象でした。
読みやすかった。だけど読みにくくあって欲しかった。読者の中でも単純な人間であるからか、読みやすいとなると、なかなか語り手やその世界に漂う緊張感たるものが私には上手く伝わってこない。不眠という症状に見舞われている語り手ともっとリンクしたかった。そうすることができたならラストだってもっと効果的に感じられ...続きを読むたのだと思う。だけど、この読みやすさだからこそなのか、どこかコメディのような雰囲気も感じられて、それはそれで面白かった。
めちゃくちゃ読みやすい。芥川賞の候補になる作品は小難しいイメージがあったが、偏見だったかもしれない。 眠れないことが物語の中心にあるのだが、それ以上に主人公の会社の歪さが気になった。個人的にリモートワークは働きにくく好きでないのだが、作中の働き方はより辛そうだ。 余談になるが、不眠状態で読むドスト...続きを読むエフスキーの「罪と罰」はさぞ甘美だろう。
待ち遠しい期間がやってきました。 芥川賞、直木賞の候補が発表されました。 この期間が一番の楽しみで、発表までワクワク しますね。 今回は芥川賞候補の一冊の「アンチ・グッドモーニング」 著者の八木詠美さんはデビュー作の「空芯手帳」で第三六回太宰治賞を受賞。 海外でも翻訳されて、話題となった。 本作の...続きを読むテーマは「睡眠」で、会社員の野上は仕事に 追われ、ちゃんとした睡眠を送れずにいた。 眠れるなら、死んでもいい。 そこまで追い込まれた彼女は眠ることができたのか。 眠れない現代社会を生きる人々に贈りたい作品です。
⚫︎感想 芥川賞候補作品。一気読み。 読みやすい純文学。ラストも希望があって良い。 終盤の現実と非現実の往来が村上春樹的、悪魔的な出冬と救いの飯沢の対比が効果的であり、これは何のメタファーかな?と考えるのがおもしろい。エンタメ的な部分が多く、グローバル受けしそうな作品。 生きていくって、結局いつ...続きを読むの時代も不自由だ。 その時、その時代の悩みがある。 結局人間は自分本位なんだから、受け身で居続けると壊れるし、かといって自己防衛、攻撃的な態度では社会でうまくやっていけない。避けようのない理不尽、違和感の蓄積、ありがた迷惑な親切や、過剰とも思える、鈍感力、スルー力、ウェルビーイング推進。傷つかないための指南は言葉を変えて流行るけど、本当はやっぱり傷ついていて、自分でも気づかないうちにやり過ごせなくなって「不眠症」。会社や社会に「魂」を売り渡すことが本当の意味で楽なのか? 野上に眠れる日が訪れるのか?を見守る感覚で読み進められる。 ⚫︎本概要より 眠りは突然奪われた。 仕事のチャット通知に追い立てられ、自分を失った「わたし」。 ウェルビーイングを強要する会社、丁寧な暮らしを推奨する夫、怪しげなeラーニング講師。安眠のために奔走するうち、いつしか不思議な世界に迷い込んで──。 ポジティブ至上主義の現代社会に反逆する、“不眠”アドベンチャー長篇! デビュー作『空芯手帳』が世界26か国・地域で異例のヒット中! 世界が注目する著者による、新たなる“不眠”文学の誕生!
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