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Posted by ブクログ
全然児童書なんかじゃない! 疾走感溢れてドキドキワクワクが止まらないパンクス聴いているような小説でした。大好きです。恰好いい!!!
はー、おもしろかった。 終わってしまうのが残念。 晴己と右哉の物語をもっと読んでいたい。 「空電の姫君」「セケンノハテマデ」古くは「おんなのこ物語」などバンド漫画は好きだけど、小説では読んだことなかった。ましてや児童書は‥と舐めていたが、とんでもない!一気に読んでしまった。 シングルマザーの息子、晴...続きを読む己は弟の右哉と二人暮らし。母親は滅多に帰って来ない。 母親の十代からの崇拝者のしんちゃんが、近所に住んでいて二人をなにかと気にかけてくれている。 三十代までパンクバンドをやっていたしんちゃんの英才教育で、二人兄弟にはパンクが染み込んでいる。 アラフィフのしんちゃんが持って来る音楽なので、二人のパンクは、グリーン・デイとかではなく、ザ・クラッシュやセックス・ピストルズ(!)。 音楽を欲する気持ちは理屈ではなく、衝動なのだ。 この先、晴己がお金持ちになる日は来ないだろう。だけど、ずっと好きな音楽をやっていてほしい。 児童書だけど、ティーンズ向けだと思う。
この本も胸をえぐられるよ。「少女型ロボット」よりもっとぐさぐさ来る。育児放棄の母親を持つ高校生の春己は中学生の右哉と二人暮らしで弟の面倒を見ている。母に代わる二人の育ての親はパンク。パンク、全然わからないけど、いや、どんな感じかはわかるので、だからこそ、彼らにとってはパンクなんだと腑に落ちる。パンク...続きを読むやってたら昔の漫画とかドラマだと、うわーって叫んですべて投げ出して駆け出しそうだけど、春己はぎゅぎゅぎゅって日々を耐えて、耐えてるなんて思わずに、ぎゅっと押し殺すことに慣れちゃって、それでもメンタルがつぶれずに日々を送っていけるのは、何をおいても右哉がいるからだし、バイト先の諒真とか、しんちゃんとか、菊池さん(加藤さん)と前田さんとか、周りの人との距離感がなんか落ち着くから。しかし菊池さん(加藤さん)と前田さんにはビックリさせられた。めちゃ格好いい…。 子どもは親(大人)という環境からすごく影響を受けるのだな。母親からの連絡を嫌だと思いながらも待ってしまう春己。完全には母親から離れられなくて、このあとどうなるのか一抹の不安はあるけれども、物語のラストに向かっては豪雨から一気に霧が晴れて、光が差す、そんな感じの明るさがある。すごく良いのだ。
石川宏千花って前からいるけど読んだことなかったと思って読みました。もっとライトな話を書く人だと勝手に思ってたので意外。 味方だと思っていた大人が実は結構子どもっぽく主人公を傷つける場面があってリアルでした。こういう過酷な環境にいる子どもを描いたYAって、すごく包容力のある大人が何人か支えになってくれ...続きを読むたりするのがお約束なので。
シングルマザーの母親は、高校生の晴己と中学生の右哉をアパートに残して、何日も何か月も帰ってこない。生活費は置いていくし光熱費も払っているが、日々の暮らしは兄弟二人だけだ。そんな二人を気にかけて顔を出してくれるのは、母親のことが好きなしんちゃんだ。晴己に家事全般を教えてくれたのも、二人にパンクロックを...続きを読む教えてくれたのもしんちゃんだ。バイトを掛け持ちしながら、晴己と右哉はいつかパンクロックのグループをやりたいと思っている。ひょんな事から、軽音部のイベントでロックをやることになる。 ネグレクトの母親なんていう重いテーマなのに、読後のさわやかさは何なんだ!この兄弟を心底応援したい。
パンクはくわしくないから難しかったな。ふつうの子じゃないっていうのはどういうことなんだろう。 周りの人たちとの関係がなんとも不思議だった。
高1の晴己は、ほとんど家に帰ってこない母親の代わりに中2の弟、右哉の面倒をみている。母親の友人のしんちゃんがなにかと気にかけてくれ、小学生の時にゆずってもらったベースでパンクの曲を弾くのが唯一の息抜き。右哉も小さいころにパンクの洗礼を受け、歌っている。今はバイトに明け暮れ生活するだけで手いっぱいだが...続きを読む、いつかふたりでパンクバンドを組むことが夢だった。そんなとき、軽音楽部員から、地元のフェスにでてくれないかと頼まれ…。 大人のように悟っているようでも15歳の子どもにすぎない晴己。身勝手な親、親身になってくれる他人の大人。何不自由なさそうに見えても心の内に葛藤を抱えている同級生たち。ただ一所懸命に未来に向かって生きる若者のまぶしさに涙が出ます。
父はおらず、母も生活費は払ってくれるもののほぼ帰らない。高校生の主人公は中学生の弟の面倒を見ながら、アルバイトをして日々暮らす。割と重い設定なのだが、パンクを題材としているからなのか?そこまで深刻な雰囲気にはなっていない。
児童文学にパンクの文字に惹かれて手に取った。 世代間ギャップからか、ちょっと情景が想像しにくかった。 舞台を関西に、町田康氏が児童文学を描いたらどうなるんかな、という思いがよぎった。 インドのラップ映画「ガリーボーイ」とか、昔流行った「8マイル」とか、ミュージシャンの伝記映画等はあるが、日本が舞台...続きを読むの音楽映画はほとんど観ていない。小説もしかり。音や思想を文字で表現するのには技も必要だけれど、読み手の音楽経験も左右すると思う。流行らしきものがさほど意識されなくなり、各自の多様性が尊重される中、「音楽」のジャンルや思想は今後どうなるのか。
母親が育児放棄、家に帰って来ない。 主人公長男は小学校高学年から家事と、2つ年下の弟の世話。 現在高校1年生、そこに家計の足しにとバイトの掛け持ちが加わる。 そんな日々の救いは、バンクバンドの存在である。 「ふつうのうちの子」と「ふつうのうちじゃない子」とは。
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