バイ・タイム―整時士佐藤スバルの哀切―(新潮文庫nex)

バイ・タイム―整時士佐藤スバルの哀切―(新潮文庫nex)

ラノベ
737円 (税込)

3pt

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高次知的生命体(OT)との偶発的衝突(ファーストコンタクト)。それから2年、人々の日常は、頻発する“時が歪む”異常現象〈渦〉に悩まされていた。最愛の妻・ハルコさんを失った佐藤スバルは、遺された6歳の息子・ハルキとともに、〈渦〉の発生原因を突き止め、解消する“整時士”として働いている。仕事と子育てに追われる日々の中でスバルは、愛と時間の本当の意味を知る。家族の絆に涙する大災厄のその後の物語。

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  • カテゴリ
    :
    ライトノベル
  • ジャンル
    :
    男性向けライトノベル
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫nex
  • タイトル
    :
    バイ・タイム―整時士佐藤スバルの哀切―(新潮文庫nex)
  • タイトルID
    :
    2263358
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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バイ・タイム―整時士佐藤スバルの哀切―(新潮文庫nex) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    "時が歪む"現象〈渦〉。その原因究明と解消を行う"整時士"として働く佐藤スバルとその息子ハルキ。時間に関する事件を経験するなかで、スバルは愛と時間の意味を知る。
    愛と時間を並べて物語を展開していて、腹に落ちた感覚がしました。自分の時間を守るのは自己愛、人に時間を渡すのは他者への愛、人の時間を欲するのは愛の要求、一方合意なく人の時間を奪うのは愛なき行為、そう整理できるのではと。
    『青の数学』でも感じたことですが、静かで淡々とした、それでいて力強い筆致が心地よかったです。

    0
    2026年10月12日

    Posted by ブクログ

    何というか、フィクションの設定があるのだけれど、そことリアリズムがこうもシームレスに繋がるのって。すごい筆力だと思う。

    0
    2026年07月30日

    Posted by ブクログ

    「天盆」「マレ・サカチ」「青の数学」と
    独創的な世界観が特徴的な王城さんの新作SF。

    バイ・タイム~by-time~〈余暇〉

    地球外生命体(OT)とのコンタクトが成ってしまった地球の
    とある町が舞台。
    その“副作用”とも言える時空的な現象《渦》に対応する
    “整時士”であり、6歳児の父でもある佐藤スバルが主人公となる。

    最後まで読むと、少なくともこの作中のエピソードとして
    ある1点が《渦》の原因として共通していて、
    1話目の展開のしかたはかなり作為的には感じるところ。

    そのほかは子の成長を見守る父の物語としても、
    《渦》の謎を追うミステリー形式の物語としても、
    まだ広がりをもっていってほしい作品。

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     久々に手に取る、王城作品。時空の歪みという設定だけなら先例はあるが、内容は『マレ・サカチのたったひとつの贈物』に通じるものを感じる。

     ある大災厄に見舞われた人類は、頻発する“時が歪む”異常現象〈渦〉に悩まされていた。この〈渦〉の発生原因を突き止め、解消するのが“整時士”の仕事である。妻に先立たれ、6歳の息子を育てる佐藤スバルも、整時士の一人だった。

     本作は4編から構成される連作短編集であり、スバルはそれぞれ〈渦〉の解消に挑むのだが、ハードSF的な厳密さはない。そもそもの発端となった大災厄や〈渦〉について、詳細は語られない。読者の想像に委ねる部分が大きい作品と言える。

     一つはっきりしているのは、〈渦〉の原因となるのは「人」であるということ。整時士の任務は、原因となっている人物の特定が大部分を占めると言ってよい。整時士という存在は一般市民にも認知されているものの、誰もが協力的なわけではない。

     読んでみればわかる通り、整時士の仕事はケースバイケースなのが難しい。彼らの上部機関は、空いている整時士に割り振るだけだが、現場は毎回が試行錯誤。原因の本人に〈渦〉の自覚がなく、周囲も気づいていないことが多いのだ。

     自分が理解した限りでは、トリガーになるのは人間の感情らしい。無垢な願望だったり、負の感情だったり。整時士は〈渦〉の解消が最終的な任務であり、原因人物さえ判明すれば、必要以上に踏み込まない。当事者の心理は想像するしかない。

     やや抽象的な設定において、描かれているのはあくまで人間の心と受け止めたが、ある意味、時空の歪み以上に人間の心の方が謎であると言える。何しろ、スバルの親子関係が大きな謎なのだから。彼の願いが叶えられる日は来るのだろうか。

     スバルの物語の続編が読めるかは、本作の反響次第か。人類と〈渦〉のいたちごっこがいつまで続くのかは気になる。

    0
    2026年06月10日

バイ・タイム―整時士佐藤スバルの哀切―(新潮文庫nex) の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ライトノベル
  • ジャンル
    :
    男性向けライトノベル
  • 出版社
    :
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    新潮文庫nex
  • タイトル
    :
    バイ・タイム―整時士佐藤スバルの哀切―(新潮文庫nex)
  • タイトルID
    :
    2263358
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月28日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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