犯罪前夜

犯罪前夜

小説・文芸
1,881円 (税込)

9pt

破格の社会派エンターテインメント!

犯罪へのアプローチ、犯罪からのアプローチ。なるほど、そこを攻めるか!
―――今野敏氏

物語が進むごとに心拍数は上がり、予想外の展開に拳を強く握り締め、そして胸が熱くなる。これぞエンターテインメント!
―――薬丸岳氏

本当に面白くて一気読みでした! あらゆる人物の吐息が伝わる傑出した迫真力。混沌とする社会に打ちひしがれまいと戦う全ての人々のためのドラマだ。
―――冲方丁氏

大阪市内で起きた強盗殺人事件。闇バイトによる犯行と思われるが、大阪府警本部捜査一課の高城が犯人グループを追って大阪港へ到達すると、観光帆船のシージャック事件へと発展してしまう。制圧のために海上保安庁特殊警備隊(SST)の岸本らが突入するが、船では思いもよらない事態が待ち受けていた――。
悲劇的な幕切れを迎えたシージャック事件には、多くの謎が残される。犯人たちはなぜ犯罪に手を染めることになったのか。シージャックされた船の中で、本当は何が起きていたのか。やがて高城と岸本が辿り着く衝撃の真相とは?
警察小説の名手が時代を切り取る、破格の社会派エンターテインメント!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    犯罪前夜
  • タイトルID
    :
    2248362
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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犯罪前夜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もったいないと思いながらもページを捲る手が止められず一気に読んでしまった。
    事件の内容が明らかになる興奮もありながら、丁寧に描かれる登場人物たちの心の機微に触れて心が震えた。
    犯罪者に親近感を持つことは危険な考えなのかもしれないけれどなんだか嫌いになれなかった。

    0
    2026年07月31日

    Posted by ブクログ

    大阪市内で起きた強盗殺人とトラック強奪事件。闇バイトによる犯行と思われ、大阪府警本部捜査一課の高城が犯人グループを追って大阪港へ到達すると、犯人らは姿を消していて…。

    ブグログで高評価の吉川さん。いつかは読まねばと思いつつ、今からシリーズものを読むのも大変だよなと思っていたら、今作が発売。これは面白そうと手に取った。

    警察モノの社会派ミステリーはよく読むけど、海上保安庁がらみのミステリーはお初。ちょっと難しい言葉やコールサインが出てきたり、あまり馴染みのない大阪が舞台ということもあり、第一部は丁寧に読み進めなくてはならなかったが、第二部からは、犯罪に関わった人たちの姿が浮き彫りになり、ページをめくる手が止まらなかった。

    海上保安庁特殊警備隊の存在を知ることができ、所々に出てくる大阪弁のやりとりにはほっこりした。

    そして、闇バイトは日常生活の場にかなり浸透してるのだなと恐ろしくなった。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    夫婦での本屋デートで夫に選んでもらった本。
    自分では絶対選ばない海上保安庁が舞台になった小説。単行本だから持ち運び不便だし、こりゃ読むのに時間かかるぞーと思ってたら3日で読んでしまった。

    大阪湾で起きた観光船のシージャック事件。それに絡む海保、大阪府警、闇バイト…もつれた糸をほどくように犯人の足跡をたどる海保の岸本と府警の高城。
    第一章で主導権争いをしていた両陣営がつながって、真の黒幕に迫る様子には胸が熱くなった。

    なんといっても第二章「加害者家族」の重さ。かなりズシンときた。
    加害者の親の立場から描かれる事件後の数日間が、本当に読んでいて辛かった。「加害者だから」と子を失った悲しみに無理やり蓋をしようとする、でもやっぱりかわいい自分の子。大切に育ててきた我が子。「あの時ああしていればよかったのかな」「どこで間違えたのかな」という両親の葛藤に胸が苦しくなった。もういい!もういいよ!と同じ親として駆け寄って肩を抱きたくなる。

    闇バイトって遠い世界の話みたいに感じていたけど、「なんだか人生うまくいかないな」から一気に絡めとられてしまう可能性があるんだって怖かった。もちろん闇バイトを選んでしまったその人自身にも責任はある。その一方で、一個人の問題と片付けてしまうのも乱暴に感じた。
    うまくいかない時、躓いた時に立ち上がりやすい社会であってほしいなと思う。

    2026年 71冊目。

    0
    2026年07月09日

    Posted by ブクログ

    久しぶりのハードボイルド。
    大阪万博1年前に起きたシージャック事件。
    大阪府警の刑事、大阪海上保安庁SST隊員、犯人の父であり同じく大阪海上保安庁職員の3人の男達の視線で物語が進む。
    闇バイトは普通の人でも凶悪犯になってしまう。なんとか根絶して欲しい。舞台が大阪で独特のノリツッコミに暗く凶悪な事件なのに絶妙な軽さが上手いなと。
    犯人として亡くなった息子を見送る父と母のやり取りが切なかったけど、ハードボイルドだけじゃない彩りを与えていた。
    去年の大阪万博の大屋根リングから見た海を思い出しながら読んだ。映画化できそうじゃない?

    0
    2026年06月29日

    Posted by ブクログ

    隙がない

    最初から最後まで隙がない

    はい、ヨシエリさんこと吉川英梨さんの最新作です
    ほんともうね、「達者になったな〜」と思います
    なにしろこちとら全作読んでますからね
    文句のつけようがありません

    そして海保を書かせたら間違いなく当代随一
    臨場感がハンパないです
    海上保安庁お抱え作家と言っても過言ではありません
    むしろ職員説まである(ない)
    ヨシエリさんて国家公務員だったのか!(ない)

    コツコツ捜査を積み上げる警察パートと、ズババン突き進む海保パート
    その両方を堪能できる贅沢な一冊でした

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    すぐにでも映像化できるような臨場感が伝わってくる。
    夢中になり一気に読んでしまったほど。

    大阪市内で起きた強盗殺人事件は、闇バイトによる犯行と思われたが、大阪府警捜査一課の高城が犯人グループを追って大阪港へ到達すると観光帆船のシージャックへと発展してしまう。
    制圧のために海上保安庁特殊警備隊(SST)の岸本らが突入するが、思いもよらぬ事態に…。

    高城と岸本のスナックでの出会いから始まり、どういう流れになるのだろうと予想もつかなかった。
    真相に辿り着くまで一捻りのみならず、何度となく惑わされたが、その分、心拍数は跳ね上がる。

    もちろん岸本の苦悩は計り知れないが、それ以上に加害者家族や周りの気持ちを読んで動く高城もこれこそ真の刑事なのかもと思った。

    大阪近辺の地理がわかるだけに余計にのめり込んだのかもしれないが、大阪府警と海上保安庁による圧巻の社会派エンタメに痺れた。



    0
    2026年06月02日

    Posted by ブクログ

    気になっていたエログロ描写を捨てて、ようやく吉川氏は一級の社会派ミステリー作家に仲間入りした印象。冒頭に犯罪を見せ、その後は犯罪後に人生を狂わされた加害者家族・事件の全貌を追う熱血刑事・かつての仲間を殺害してしまったSST隊長を中心に、丹念かつ大阪舞台らしいユーモアもまぶしながら、事件の真相と裏側の闇を追い求めていく。展開も描写も申し分なく、最後まで面白く読める。

    0
    2026年05月28日

    Posted by ブクログ

    あー面白かった
    海上保安庁特殊部隊の岸本と
    大阪府警本部捜査一課の高城が
    シージャック事件の謎を追う

    被害者な家族より加害者の家族が
    主に描かれていて読んでいて途中辛くなる
    最後はスッキリ
    高城と岸本 良いコンビ

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

     私の中で、吉川英梨さんといえば『桜の血族』『菊の慟哭』など、ヤクザものがとにかく面白いっていう印象。

     今作もそういったものを期待して読んだが、全く違っていた。ただ、これを同じ作家が描いたのかと驚いた。どっちかというと、こういう作品をメインに描いてるみたい。

     さて、今作は海上保安庁特別警備隊と刑事がシージャック犯を追いかける!というより、その真相を探るって物語。

     シージャック犯の首謀者と見られる男は海上保安庁特別警備隊の岸本と同期の森下
    だった。

     途中まではなんとなくページが進まなかったが、終盤は面白くなって一気に読み上げた。森下は本当に犯人なのか、それとも。

     ミステリとしても面白かったが、加害者の家族について考えさせられた。被害者の家族はもちろん辛い人生を過ごすわけだが、加害者の家族も同様に、いや、もしかしたら被害者家族よりも大変な人生を送ることになるのかもしれない。とにかく家族や周りの人たちに嫌な思いをさせないためにも、しっかりと生きなきゃいけないと改めて感じた。
     
     吉川英梨さんはWikipediaによると、推理作家、恋愛小説家とある。本当に多才な作家さんだ。今度はこの人が描く恋愛小説も読んでみたい。

    0
    2026年09月05日

    Posted by ブクログ

    ちょっと海猿みたいで面白かった!!
    関西に住んでいるので、事件が最初に起こった西成をはじめ、大正区、天保山やと大阪港など、出てく場所がわかるので、把握しやすく、話に入りやすかった。

    闇バイトによる強盗殺人がなぜシージャック事件に発展ししていったのか?
    海保の特殊警備隊のスロウ、大阪府警の高城さんの交流を混じえながら、真相へとせまる中盤から、もう早く読みたくて読みたくて、最後まで読みたくて、気づけば思い切り朝になっていて、徹夜でした(笑)
    登場人物の人間ドラマも凄く面白かったです。

    0
    2026年08月21日

犯罪前夜 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    小学館
  • タイトル
    :
    犯罪前夜
  • タイトルID
    :
    2248362
  • ページ数
    :
    416ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年04月22日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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