ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
常識にとらわれた単眼思考を行っていては、いつまでたっても「自分の頭で考える」ことはできない。自分自身の視点からものごとを多角的に捉えて考え抜く、それが知的複眼思考法だ。情報を正確に読みとる力。ものごとの筋道を追う力。受け取った情報をもとに自分の論理をきちんと組み立てられる力。こうした基本的な考える力を基礎にしてこそ、自分の頭で考えていくことができる。ベストティーチャーの奥義!!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この本を批判的に読むには…なんて考えていた。複眼思考のポイントがよく書かれている。1回読むだけではなく、何回も反復しないと身につかないことだとは思う。 筆者と対等の立場になって読むことは忘れがち。議論するように本を読みたい。
論理的思考について、 学びたく、色々と調べている中で、 本書(良書)に出会いました。 正解のみを追い求めるのではなく、 物事を鵜呑みにせず、 問いをたてる、問いをずらす、 前提から問いかける、批判的に見てみる…、 そうしたことを常日頃から意識し行うことで、 思考が鍛えられていきます。 思考するこ...続きを読むとを面倒がらずに、 問い続けていこうと思います。 一読の価値ありです。
研究の題を自ら考えるレベルのことを経験しないと、この本を理解し切れないと思われる。 早い段階で問いの題材を探す経験をすることが求められる。
常識を疑うことや、問いの立て方を学ぶ本。 正解を探すのではない物事の考え方 とても勉強になった。何度も繰り返して読みたい。
高校くらいで読みたかった。 正解のある問題しか解いてなかったことから自分で問いをみつけるというのがとても苦手。 そういったことを極力避けてきた。 社会人でなんとなく成長の壁を感じる最近、このモノの様々な見方というのがとても意味がありそう。 具体的なやり方がのっていて何度も思い出したり読み返したい...続きを読む本
まえがきに書いてあるとおり、「自分の頭で考えて、自分の言葉で考えを表現する」とはどういうことなのか、その具体的な方法は何かが述べられている。 受験戦争、セクハラ、いじめなど今となってはやや古臭さを感じる事例が多い。 ビジネスパーソンの書くロジカルシンキング本とは違って、実務的というよりはアカデミ...続きを読むックな物事の捉え方やコラム内容であり、大学教授の書く思考法の本ならではの興味深さがある。(なんとなく、読者層はこれから大学で学ぶ学生に向けているのではと感じた。) 特に心に残った批判的に考えるためのポイント ・著者と対等の立場で読書し、書いてあること鵜呑みにしない。 ・「どうなっている?」で実態を問い、「なぜ?」で因果を問う。組み合わせて問いを展開していく。 ・目の前の現象はそもそも複数要因の集合体であると捉えることで、初めて複数の視点が持てるようになる。 ・関係論的に物事を捉える。主語ではなく、述語で捉える。
自分自身あまりこういった類の本を読んでこなかったので新規制があって面白かった。「知的複眼思考法」という題名の通り、物事を多角的にみる方法論について書かれていた。この本のメインの主張としてはステレオタイプにとらわれずさまざまな視点からそのものをみることで「常識」をもとに考えた場合よりもはるかに多くのも...続きを読むのを得られるというものであった。自分は割と「常識」というものを元にして目の前のことを考えてしまうため、その傾向を治すためにも本書に書いてある方法論は有用だと思った。 個人的には、物事を○○化として関係論的に捉えることで、実体論的な見方から脱出し、要素の分解を行うことで、それぞれの要素の相互作用を抽出し、それらを全体の文脈に位置づけるとする考え方が面白かった。
1996年8月刊行。 オックスフォード大学で社会学を教える著者による、「知的複眼思考法」の概要と習得について書かれた本。 本書にて著者は、常識やステレオタイプに囚われた「単眼思考」から脱却し、自分自身の視点からものごとを多角的に考え抜く「複眼思考」への切り替えを勧める。 「複眼思考」とはどのよう...続きを読むなものか、そして複眼思考を身につけるための具体的な方法が説明される。 具体的な方法もいくつか解説されるが、「ものごとの多面性に注目する」ことが一番腹落ちした。 プロセスとしては以下。 ①目の前の事象がどのような要因を持っているかを考える(分解) ②それぞれの要因の関係性を考える(相互作用の抽出) ③要因の複合の中で、問題としている事柄がどのような位置を占めるかを考える(全体の文脈への位置付け) その他、「創造的読書」「パラドクスの発見」「問うことを問う」など、複眼思考に至る方法が書かれている。 また、世の中には、意味が一人歩きしやすい大きな、抽象的な言葉が溢れている。 これらの「マジックワード」をなるべく使わないようにすることも思考力を鍛えるトレーニングになる。 著者曰く、最も重要なことは、やはり物事を鵜呑みにしない姿勢である。 これはその通りだと思う。 「そういうものだ」「常識だから」「普通だから」という発想は、自らの思考を止めてしまう。 卓越した成果を挙げるためには、ある意味「割り切らない」考えを貫く必要があると考えている。 本書はそのような思考のパフォーマンスを高めるために必要なエッセンスが詰まった本だ。
何かの事象や問題を考える時、そのまま受け入れるのでなく、立ち止まって背景や関係性に目を向ける。 そういう思考のクセをつけ、ことの本質にせまりたい。
教育関連の例が多い。大学生に教えているのもあって読みやすい。 別の視点で物事を考える重要性 ステレオタイプ的な意見を疑う 行為の意図せざる結果 問いの立て方 自分の頭で考える
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ
新刊情報をお知らせします。
苅谷剛彦
フォロー機能について
「講談社+α文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
新しい経済のつくり方―「人間中心」の日本型資本主義へ
追いついた近代 消えた近代 戦後日本の自己像と教育
試し読み
教え学ぶ技術 ──問いをいかに編集するのか
教えることの復権
オックスフォードからの警鐘 グローバル化時代の大学論
オックスフォード大教授が問う 思考停止社会ニッポン 曖昧化する危機言説
海外名門大学から見た日本 オックスフォード、ハーバード、そして日本研究
考えあう技術 ――教育と社会を哲学する
「苅谷剛彦」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ ページトップヘ