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Posted by ブクログ
行動神経科学と実験心理学を専門とする著者が、記憶と脳について現在わかっていることをわかりやすくまとめた本です。
本によれば、記憶とは、外部からの刺激や自分自身の経験を脳に取り込み、留めておき、後から取り出す働きです。そして、記憶は思い出すたびに再構成されるため、その過程で変化することがあるそうです。そのため、人の記憶には不正確な部分が含まれる可能性がある一方、新しいものを創り上げることにもつながるという点が印象に残りました。
また、年齢を重ねると衰える記憶機能もありますが、年をとっても記憶によって脳が変化するということを知り、これからも新しいことを学び続けたいという意欲が湧きました。
この本を読んで、今後は次のことに取り組みたいと思います。
① 覚えたいものに興味を持ち、内容を理解する。
② 覚えたいものに関連することを結び付けて覚える。
③ 覚えたいものについては紙の本を読み、読んだ内容を思い出し、それを活用した文章を書くことでアウトプットする。
④ 十分な睡眠をとる。
⑤ 自分が何をわかっていて、何をわかっていないのかを、しっかり見極める。
⑥ 権威や定説に惑わされることなく、常に事実に目を向ける。
記憶について知ることで、単に「覚える」ということだけでなく、「学ぶとはどういうことなのか」「物事を正しく理解するとはどういうことなのか」についても考えるきっかけになりました。これからも、脳の仕組みを意識しながら、学んだことを自分の生活に生かしていきたいと思います。
Posted by ブクログ
脳科学の見地から、記憶とは何でどのように作られ、どのように保管されるのかなどを中高生向けに説明した本。エビングハウスの忘却曲線は無意味つづりの暗記について言っているだけで、意味のあることの記憶には当たらないのだとか、脳トレは意味がないことがわかっているだとか、知らなかったことが多かったし、そもそもまだ解明されていないことも多いのだとわかった。場所による記憶が働かないからスマホやタブレットに書くよりは紙に書いたほうが定着することが証明されていること、などは、教育界でもっと喧伝されていい。イギリスのタクシーの運転手は日々道路地図を更新していくから、脳の海馬が発達していたりとか、脳はその後の使い方次第で個性を形作っていくことがわかった。
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