深淵のカナリア

深淵のカナリア

小説・文芸
2,475円 (税込)

12pt

3.9

警官の尾崎は三年前の光景を映す右眼を持っているが、捜査に不正の疑いありと告発され、監察から出頭を命じられる。窮地に陥る尾崎の前に、かつて地下鉄内で起きた無差別殺人の再捜査に協力すれば、告発を見逃すと持ち掛ける男が現れ……。証拠能力のない特殊設定を地道な検証で圧倒する、比類なき警察小説、待望の第二弾!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    深淵のカナリア
  • タイトルID
    :
    2169728
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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深淵のカナリア のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    火山の噴石で両親を失った少女の衝撃的な逸話と、3年前の同じ時間に起こった事を見えてしまう碧眼の尾崎冴子。
    この導入部で本作への興味が一気に湧き読み始めた。
    公安警察、宗教団体アウル、地下鉄の無差別殺人、冒頭逸話の少女の存在など、物語の展開を予期できない事で読む手が止まらない。
    時間を超えた現在の地下鉄の場面は、かなり緊張感があり面白く読んだ。
    ただ、最後の冴子とカナリアの対峙には少々不満ではあるが、総じて満足できる小説だった。
    本作が2作目だという驚きもあり、寺嶌曜という作家に注目をしていきたいと思った。

    0
    2026年04月28日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。久々に面白い作家見つけちゃった!と興奮しながら1作目を読んだちょうどそのころに出た2作目。もちろんすぐ読む。安定に好き。事故をきっかけに3年前の過去が見えるようになった右目を持つ隻眼の女刑事。そして彼女を支える型破りな先輩のおじさん刑事と、後輩であり上司でもあるエリートくん。うっとりするような最高なキャラ設定と配置だ。

    今回3人が挑むは、弓削(おじさん刑事)が襲われた過去の事件の真相。弓削が襲われた3年前のその現場を右目で捜査開始。そこからはめくるめく展開を見せる捜査。公安も絡んできてどんどん話は大がかりになる。ワクワク。新興宗教法人や過去の地下鉄無差別殺人事件などとの関係も捜査線上にのぼる。

    最後はお決まりの緊迫のアクションシーン。真夜中に走らせた地下鉄の車両の中で、右目は3年前の事件を見る。そして、現在に現れた真犯人と走る電車の中で繰り広げる死闘。映像作品になりそうだなぁ。見応えありそうなギミックだ。

    THEエンタメ。大満足で本を閉じた。早くも三作目を望む私。多作の作家になって欲しい。

    0
    2026年08月16日

    Posted by ブクログ

    警官の尾崎は交通事故で失明したはずの右眼に、3年前の光景が見えるようになった。
    公安の依頼により、かつて地下鉄内で起きた無差別殺人の再捜査を行うことになるが…。

    前作『キツネ狩り』の内容を踏まえた上で話が進行していくので、未読の方は順番に読むのがおすすめです。
    今作は宗教団体が絡む殺人事件に加え、公安に潜入するスパイ「モグラ」を突き止める壮大なストーリーに。
    尾崎の右眼の能力はあくまで最終手段として、前作と同様地道な捜査の過程を楽しめる警察小説です。(死体や拷問シーンがわりと猟奇的なのでご注意を…!)
    犯人を追っているはずがいつの間にか追い詰められていたり、繋がりのなさそうな人がどこで交わってくるのかドキドキしました。
    口は悪くても仲間の体調や体裁を気遣い、緊迫した事件の場で自分ならどうするかを常に考える、人情派(?)刑事の弓削さんがかっこよかったです。

    小説で宗教団体が関わると、大体悲惨な結末になる気がしてやりきれないですね…。
    犯人が守りたかったものを守り通した覚悟に行き場のない悲しみを感じます。
    カナリアと犯人の心情があまり描かれていないので少しモヤッと感が残るものの、次回作でその辺りの詳細が読めるのを楽しみに待ちたいと思います。

    0
    2026年07月30日

    Posted by ブクログ

    公安、宗教団体アウル、地下鉄の事件。
    上手い具合に絡み合って、ページを捲る手が止まらない。
    火山の噴火にあった少女がカナリアというのも良かった。
    全体的に良かったけど、カナリアと尾崎の関係がなんか微妙だったなぁ。
    なんかしっくりこなかった。誰かこの気持ちを言語化してほしい。

    0
    2026年04月29日

    3年前の人生

    ある事故により失明した右目に再び光がよみがえった時「今立っている場所での3年前の景色が視えるようになった」という特殊設定のなかを物語はゆっくりリアルに進みます。ある刑事が感情的になる場面で物語は停滞してじれったくなります。じれったく感じさせるのは物語に魅力があるからです。
    ですからテンポが合わないなどと読むのを止めないで最後まで読むと、しっかり着地していて、深く考えさせらることに気づかされると思います。
    解決部分では多くの登場人物が説明づけられていきますが最後のカナリアだけは(ほんの一部だけ)読者の判断に任せられます。
    2、3年時間をあけて新しい気持ちで読み返してみたくなる作品です! 主要人物たちが女性である事も本書の味になっています。前著の「キツネ狩り」は後から読んでも大丈夫ではあります。

    #深い

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    『キツネ狩り』の続編というか、シリーズになるのかな?

    事故で右眼の視力を失った尾崎と上司の弓削が、署長の深澤の指示で、継続捜査支援室を創設して未解決事件を捜査する。

    今回は、公安から依頼されて再捜査をするのだが、地下鉄内で起きた殺傷事件で、覚醒剤により6人死亡、3人が負傷し、犯人も死亡したわけだが、テロを疑っていた。

    カルト集団によるテロなのか…
    だが公安内にモグラがいる可能性もあり…

    尾崎の右眼に頼った捜査で、地下鉄内での状況がわかるのだが、予想もつかない結果となる。
    最後は、ふわっとしたままなのは、やはり続きがあるのだろうか…
    しかし、いつまでも尾崎の右眼がもつのか、どうかと思ってしまう。
    深澤も転勤の可能性が確実そうだしなぁ。




    0
    2026年09月01日

    Posted by ブクログ

    キツネ狩りの続きの作品。右眼だけ3年前の過去が見える特殊能力を持つ尾崎冴子。面白いと思えるほど私の頭が良くないので残念ながら疲れた。盛りだくさんお腹いっぱい。もう少しライトに読めるものを探す。

    0
    2026年05月23日

深淵のカナリア の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    深淵のカナリア
  • タイトルID
    :
    2169728
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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