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この幸福感は、まぎれもなく本物。「加古里・スズシロ」「風の吹く吹く」「あしたの今日子」「庭へゆく」に加え、同人誌で発表された「恋する太陽系第3惑星地球在住13歳」「THE WORLD」、そして描き下ろしとなる「その後の加古里・スズシロ」を収録。紡ぎ出される人間は、こんなにも愛おしく温かい。鮮烈なデビューを飾った著者の原点を知る1冊!
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Posted by ブクログ
全ての短編が私好みでした〜 当たり前の日常が角度をかえて非日常になったり、ふとした瞬間にちがった世界になっていたりと頭の想像力をシャッフルしてくれます! 「あしたの今日子」がよかったな〜 「加古里・スズシロ」も好き〜 ぜひ〜
雰囲気がめっちゃ好きです。庭に行くお話のちょっとした冒険と、なんにもないけど楽しかったみたいな雰囲気が特にええな〜思いました。
少し躓いて、また歩きだす。人生の小さな岐路を描いた短編集。 印象的な瞬間の魅せ方が本当に上手いです。間の取り方も絶妙。主人公たちの小さな変化、覚悟、決意を絵が伝えてきます。ドラマチックではないし、アクションもないけど、爽快です。
やっぱ好きだ田中相。 この話は恋愛成分多め。きらきらというか、ばくはつというか。青春!って感じがする。でも王道ではなく捻りというか感じ方というか、そういう素敵な視点が好き。
シンプルな絵柄が好き。 白と黒だけで日常を非日常に変える力があって引き込まれてしまった。 ちゃっかりこんなポテンシャルの高い漫画家さんを選ぶITANコミックはすごい… ITANコミックと雰囲気ぴったりだし…。
大人向けだなぁ この人の作品を今まで読んできて常々、思っていたが、今回の短編集はそれが顕著に出ているのではないだろうか? 大人向け、と言うと要らぬ誤解を招いてしまいそうなので言い換えるが、描き手が作品に籠めた思い、詰めた感情、伝えたい意図を半分以上は受け止められる読解力の高い玄人向き、か? 全体的に...続きを読む、こう・・・熟成酒のような雰囲気が漂っていて、気を抜くと一気に持って行かれそうになる。ある意味、ゆっくりしたい時には読んじゃいけない漫画 しかし、人生について、ちょっと真面目に考えたくなった時には手に取ってみるのもいいかもしれない 『加古里・スズシロ』&『その後の加古里・スズシロ』・・・世の中、男と女の間に友情は成り立つのか、そのテーマで熱い論議が展開される事も少なくない。私としては、「成り立つ」派に賛成だが、この話を読んで「特殊な条件」が絡んだ場合に限るが、と付け加えたくなった。距離にも時間にも長いものを置いてしまったとしても、外見が大きく変わっても、二人の間に確かにある絆と呼ぶには気恥ずかしすぎる『何か』は変わらない、だから、そこに同性との間に芽生えるものと同じ、友情はしっかりと成り立つ、と私は思う(と言うよりかは信じたいし、成り立つ方が何かと面白いじゃない、と考えている性質です) 『風の吹く吹く』・・・自分を取り巻く環境がわずかでも変わってしまうのを怖れて「変わりたくない」と願う強さ、自分を取り巻く環境を少しずつでも構わないから変えていきたいと想う強さ、どちらが勝っている訳でもないが、極端な結論を言うなら、無変化はよろしくない。“小さな”変化が齎す“大きな”変容に対する恐怖でそこに足を止めてしまってもイイ、ただ目だけは動かして周りを見ていれば、きっと、また歩み出す勇気を得られる 『あしたの今日子』・・・今日びの純愛ロードを突っ走る女子高生は可愛くて、男なんて足元にも及ばないくらいに強いです、真っ直ぐに生きてます 人間、下手に人生経験を半端に積んじゃうと、変なプライドが鎌首をもたげちゃうもんなんですかね? そんで、いざ手元から擦り落ちてしまってから、それが自分にとって大事だったのか、を痛みで思い知る 「たのもォ!」は肚にズンッと響いてイイもんでした 『THE WORLD』・・・少し手が出るのが早く、言葉が足りないにしても、大山さんが持ってるプロ意識は高潔なもので本物だと思う。どの仕事に就いてもそうだが、長続きさせるコツはその仕事だけの、他の職種にはない楽しみを見つけることなのかもな 『恋する太陽系第3惑星地球在住13歳』・・・他の作品と違って、鳥肌が立つ怖さがあった・・・純すぎる「好き」は人を狂行に走らせるな 『庭へゆく』・・・よく言われますが、忘れるってのは人間だけの特権だ、と。辛い事をずっと覚え続けていたら、前には進めないから記憶の海の底に沈めてしまうのだ、と。だけど、人間、単純に出来ているからこそ、忘れる事なんか簡単には出来ず、逆に何度も思い出してしまうショックな現実がある。そんな時は、どうすればいいのか? やり方は人それぞれだと思うが、作中のように『大切な場所』に足を運んでみるってのもイイかもしれない。ごくごく普通の代わり映えのしない風景を前にするからこそ、大きな悲しみはいとも簡単にスコーンと頭の中から抜ける時もあるのだろうから 奇抜でなく、緻密な心理描写を描かせたら、この先生は本当に凄い。あと、個人的な感覚なので、引かないで欲しいが・・・手が凄いスキ
あしたの今日子にやられた。ええ空気の男の人描くよなぁ。雑誌でこれ読んだ時、青年誌も全然ありと確信した。
どこで勧められたのか何の記事で読んだのか、一切忘れてしまったけれどショッピングリストにずっと残ってた本のひとつだった。こういう質感の短編集はざっくり言えば「いっぱいある」ので、本当はかなり飛び抜けたものがないと少し難しい。その意味ではインパクトに物足りなさがあったけれど、テーマの選び方も、作劇のテク...続きを読むニックだけでない所でキャラクターの心情を積み重ねてゆくところも丁寧で、やわらかなグラフィックも相まりとても良かった。個人的には「THE WORLD」がお気に入りです。
田中相さんの画風は独特で、リアルで繊細に描いた絵よりも感情が伝わってくるようで心地よかったです 地上はポケットの中の庭よりも話が洗練されているように感じました「過去」「夢」「世界」「現実」が混じり合っていて良かったです
まだそういえば買ってなかったと思い購入。それぞれの作品たちの主人公たちの思考がストレートに描かれて満足できました。 自分の思い。田中相作品によく見られるのですが、あくまで主人公以外の思考やモノローグが作品内に入り込むことは少ないですよね。主人公視点で進むので物語に没頭するのではなく、その主人公...続きを読むの感情や考え、主人公が見る景色が中心に入ってくるのでキャラに感情移入できます。加古里・スズシロの話ではどちらかといえば気になるのはスズシロの思考ですが、そこらへんはカコからみたスズシロの変化が主軸なためカコの思考だけが描かれています。そのぶんスズシロの表情の変化が激しく、それはそれで効果的なのかなと思いました。こういった部分を素の雰囲気で出来るのがすごいところなんでしょう。自分の思いだけをストレートに伝え、自分から見た他者を描く、面白い作家です。 この短篇集の中では『あしたの今日子』が一番好きです。あの主人公のなかで徐々に組み上がっていく今日子という女の子の存在が妙に頭のなかに残っていきます。最後にはこちらも今日子と別れるとかないだろ!と思ってしまいました。またこんな短篇集みたいと思わせてくれる作品たちでした。
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誰がそれを -田中相短篇集-
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