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Posted by ブクログ
上巻は「ロボット活劇」の印象が強かったが下巻からは「ファーストコンタクトSF」の色が濃いように思える。 『他者と個人』とくに『個人・個(孤独)』を前面に押し出した作りは時代の空気とマッチしていてリアルに感じる。 登場人物の多さの割にキャラクターの描き分けが出来ていなかったり、同じような描写と行ったり来たりを繰り返す展開には「うーむ」な感じであるな。 が、そんなこたぁどーでもヨロシイ些末な疵なのである。 二足歩行巨大ロボットを成立させた緻密で分厚い設定とディテール、その緻密に組み上げられ構成された文章から不意を付くように漏れ出し噴出する「熱いキャラクターの台詞」にシビレるのである。 終盤の展開や幕切れも「唐突」且つ「取って付けた」感が漂うが、燃えに燃え倒すシチュエーションなのである「ヨシ、オッケー」以外に言葉なぞ無いのであります。
Posted by ブクログ
リアルロボットSFの系譜をきちんと継いでる重厚SF、という印象を上巻でしっかりもてたので、物語の収束に非常に期待したんだが…残念なことに下巻の、特に後半部分における駆け足感が非常に残念。
ふろしきを広げ過ぎたって言うのとは違う、むしろ上巻と下巻前半のふろしきを広げるところは大いに楽しめたんだけど、その広いふろしきを持て余してしまったんじゃないかという印象。四辺を持とうにも手が広がらなかった的な感じというか…
続編を書かない(よね、あのエンディングで続編は期待しないし出たら失望する)タイプの小説なら、少々冗漫になっても伏線にはきっちり片をつけつつ、エンディングをキチっと〆ないと。いちばんの核心部分たるヒロインの立ち位置すらフワフワにしてしまっては、せっかく積み上げてきた物語も台無しになってしまっているじゃないか!
続編は望まない、でも大幅追記補正して、1500Pクラスで完全版出してくれるなら、是非期待したい。それでも風呂敷畳むのには足らないかもしれないし、読者層はさらに限定されるかもしれないけど。
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小説・文芸
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