水域(上)
  • 完結

水域(上)

759円 (税込)

3pt

日照り続きで、給水制限中の街。酷暑にあてられて意識を失った川村千波(かわむら・ちなみ)は、豊かな水にあふれる村で、少年と老人に出会う夢を見る。祖母に夢の話を聞かせた千波は、意外な言葉を聞く。「それ……ばあちゃんの昔の家じゃないかねぇ」また行きたい──そう願った千波が目を覚ましたのは、夢だと思っていたあの村。そして再会した少年・スミオから、この村では雨が降り止まないことを知らされる。『蟲師』漆原友紀が描く、人々の想いと忘れえぬ記憶の物語。

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水域 のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 水域(上)
    完結
    759円 (税込)
    日照り続きで、給水制限中の街。酷暑にあてられて意識を失った川村千波(かわむら・ちなみ)は、豊かな水にあふれる村で、少年と老人に出会う夢を見る。祖母に夢の話を聞かせた千波は、意外な言葉を聞く。「それ……ばあちゃんの昔の家じゃないかねぇ」また行きたい──そう願った千波が目を覚ましたのは、夢だと思っていたあの村。そして再会した少年・スミオから、この村では雨が降り止まないことを知らされる。『蟲師』漆原友紀が描く、人々の想いと忘れえぬ記憶の物語。
  • 水域(下)
    完結
    759円 (税込)
    少年・スミオとその父が住む“夢の村”。他には誰もいないその村に、母親や友達が大勢戻ってきた。若い頃の姿をした千波の母は、千波に「ここは今はもうない場所だ」と教える。その直後から、千波は、朝目覚めても元の世界に戻れなくなってしまい……。――すべてを知った時、人々は自分が居るべき場所を悟る。

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水域(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    蟲師の作家の作品。ダム建設によって水底に沈んだ村を舞台に、雨が振り続ける夢の世界と雨が降らない現実の世界、娘と息子、母、お祖父さんとお祖母さんの美しい絆の物語。現代と過去が繋がり、絆を見つけて行く。美しい水の描写、やさしい会話。どこか物悲しくて、切ない気持ちになる。本当に居るべき場所と、帰るべき場所

    1
    2013年08月18日

    Posted by ブクログ

    今月の17日に読んだ・・・ 「フィラメント~漆原友紀作品集~ (2004)」振りに 漆原友紀さんの作品『水域(2011)』の”上”を読んでみた。 あーこっちも素晴らしい。 おいらはこの作品を読んで、生まれ育った、地元をもっと、知りたくなりましたね。”下巻”?も楽しみだなー。

    0
    2019年06月25日

    Posted by ブクログ

    過去に飲まれた村と人々との時間と空間とを超えた関わりが紡ぎ出す物語。
    また、悲しくも儚い、やりきれない思いと葛藤の中で生きる人々の物語。

    0
    2013年05月07日

    Posted by ブクログ

    読みにくい物の後は、やっぱりコミックだね。この人の物は独特の色があるよね。繊細な人なんだろな、蟲師でアタリ過ぎてかわいそうな気もする。好きだけど、急かしたくない。新作、気長に待ってよっと。

    0
    2012年09月07日

    Posted by ブクログ

    「蟲師」の作者のものと知って読みました。主人公の女の子が、

    ダムの下に水没した村と繋がります。無意識の世界で。

    村が水没することが、土地への想いを浮かび上がらせます。

    見開きで広がるダム湖の絵が迫ります。

    0
    2012年04月26日

    Posted by ブクログ

    雨の降らない町、雨が降り続ける町、二つの町を舞台として少女は不思議な人物と出会ってゆく。「蟲師」で幻想的な謎を描き続けていた、非常に漆原らしい作品展開。本作を貫くキーワードは「水」であり「人」である。

    0
    2014年09月06日

    Posted by ブクログ

    この作者の現代物はどうかなぁと読む前は思っていたのだけど、下巻の最後周辺は泣いてしまいました。この絵だからこそ表現出来るあちらの世界がとても綺麗。

    0
    2011年09月30日

    Posted by ブクログ

    ダムのお話で、自然の豊かさや厳しさや人間の勝手さや人の愛温かさなど、いろんなものがひっくるめられたドラマがある話でした。泣けた。
    絵もこの話にとてもぴったり。著者漆原さんの「蟲師」が有名らしいので、そちらも読んでみようと思った。

    0
    2011年06月18日

    Posted by ブクログ

    このひとは本当に故郷などひとや生き物の根源を思い出させるものを描くのがうまい。それが蟲師のときみたいに、人や動物ではないあの世に近い蟲であったり、今回はスミオであったりした。泣いてしまった。あと水に投げ打つ感覚は水泳経験者には特別のもの。

    0
    2011年02月26日

    Posted by ブクログ

    おもしろさは、単に笑えるって言うものだけではなくて、考えさせられる物、人の背景を考えるものもおもしろさと呼べると思う。故郷が存在し続けることに幸せを感じることがあるか。それを問われる。

    0
    2011年02月18日

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