ワイルドランド:アメリカを分断する「怒り」の源流(下)
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ワイルドランド:アメリカを分断する「怒り」の源流(下)

3,762円 (税込)

18pt

4.4

連邦議会襲撃に至る20年間の軌跡

2013年、米主要紙誌の特派員として十年に及ぶ海外生活から帰国した著者は、熟知していたはずの祖国アメリカが大きく変貌してしまったことに驚愕した。自分が浦島太郎になったかのような感覚を覚えるほどに、そこかしこで変化が起きていたのだ。その変化をもたらしたものは何なのか。トランプを大統領にまで押し上げたうねりの源はどこにあるのか。混沌の中から何か新しいものが生み出されようとしているのか。それを突き止めようと取材を開始する。
著者は、自分の人生で大きな関わりを持つ三つの場所(コネティカット州グリニッジ、ウェストヴァージニア州クラークスバーグ、イリノイ州シカゴ)を再訪する。取材対象は医師からヘッジファンド業界に転身するもインサイダー取引で犯罪者になったかつてのエリートに始まり、兵役を終えて帰国するも精神を病み殺人を犯してしまう元海兵隊員まで多岐に及んだ。彼らの人生の軌跡をたどることで、アメリカに「分断」や「怒り」をもたらした生々しい現実が浮き彫りになる。
「トランプ再来」に揺れるアメリカを理解するうえで重要な視座を提供する傑作ノンフィクション。

[目次]
11 自由のにおいがする
12 眠りから目覚めて
13 マシーンの解体
14 戦闘思考
15 過激な自立志向
16 事実のかたまり
17 抗体
18 顔なき者
19 父さん、ぼくたち刑務所に行くの?
20 燃えさかる炎
21 この大地を見つめよ
謝辞
訳者あとがき
情報源についての解説

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ワイルドランド:アメリカを分断する「怒り」の源流 のシリーズ作品

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  • ワイルドランド:アメリカを分断する「怒り」の源流(上)
    3,168円 (税込)
    連邦議会襲撃に至る20年間の軌跡 2013年、米主要紙誌の特派員として十年に及ぶ海外生活から帰国した著者は、熟知していたはずの祖国アメリカが大きく変貌してしまったことに驚愕した。自分が浦島太郎になったかのような感覚を覚えるほどに、そこかしこで変化が起きていたのだ。その変化をもたらしたものは何なのか。トランプを大統領にまで押し上げたうねりの源はどこにあるのか。混沌の中から何か新しいものが生み出されようとしているのか。それを突き止めようと取材を開始する。 著者は、自分の人生で大きな関わりを持つ三つの場所(コネティカット州グリニッジ、ウェストヴァージニア州クラークスバーグ、イリノイ州シカゴ)を再訪する。取材対象は医師からヘッジファンド業界に転身するもインサイダー取引で犯罪者になったかつてのエリートに始まり、兵役を終えて帰国するも精神を病み殺人を犯してしまう元海兵隊員まで多岐に及んだ。彼らの人生の軌跡をたどることで、アメリカに「分断」や「怒り」をもたらした生々しい現実が浮き彫りになる。 「トランプ再来」に揺れるアメリカを理解するうえで重要な視座を提供する傑作ノンフィクション。 [目次]  プロローグ 1 ゴールデン・トライアングル 2 遺憾の意 3 丘の上の宝石 4 泥の街 5 みんながやっていることだから(その1) 6 みんながやっていることだから(その2) 7 みなさまがた 8 ヤク漬け 9 購買力 10 タマなし野郎  情報源についての解説
  • ワイルドランド:アメリカを分断する「怒り」の源流(下)
    3,762円 (税込)
    連邦議会襲撃に至る20年間の軌跡 2013年、米主要紙誌の特派員として十年に及ぶ海外生活から帰国した著者は、熟知していたはずの祖国アメリカが大きく変貌してしまったことに驚愕した。自分が浦島太郎になったかのような感覚を覚えるほどに、そこかしこで変化が起きていたのだ。その変化をもたらしたものは何なのか。トランプを大統領にまで押し上げたうねりの源はどこにあるのか。混沌の中から何か新しいものが生み出されようとしているのか。それを突き止めようと取材を開始する。 著者は、自分の人生で大きな関わりを持つ三つの場所(コネティカット州グリニッジ、ウェストヴァージニア州クラークスバーグ、イリノイ州シカゴ)を再訪する。取材対象は医師からヘッジファンド業界に転身するもインサイダー取引で犯罪者になったかつてのエリートに始まり、兵役を終えて帰国するも精神を病み殺人を犯してしまう元海兵隊員まで多岐に及んだ。彼らの人生の軌跡をたどることで、アメリカに「分断」や「怒り」をもたらした生々しい現実が浮き彫りになる。 「トランプ再来」に揺れるアメリカを理解するうえで重要な視座を提供する傑作ノンフィクション。 [目次] 11 自由のにおいがする 12 眠りから目覚めて 13 マシーンの解体 14 戦闘思考 15 過激な自立志向 16 事実のかたまり 17 抗体 18 顔なき者 19 父さん、ぼくたち刑務所に行くの? 20 燃えさかる炎 21 この大地を見つめよ  謝辞  訳者あとがき  情報源についての解説

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ワイルドランド:アメリカを分断する「怒り」の源流(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    共和党内の勢力争いと描写されてきたが実は違うことが分かった。
    分断された社会軸、貧富の格差、民主主義の機能不全、国政と自治体のギャップ、共感力が鍵だった。暴力による解決を標榜、レトリックの巧みさで解決しようがないことを理解できるか。

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    多くの人が何故「トランプ支持者」になるのか、長らく理解できなかったけれど、本書上下巻を読み終えた今では、そうなる人がいるのも理解できるなと感じている。
    決して異常者がトランプを支持しているわけではなく、各人が直面する環境と経験から、ある種真っ当な経緯を持ってトランプを支持するに至った、まさにその経緯

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    トランプの共和党支持者の間で16%から57%に急上昇。トランプには聴衆に対して感情を揺さぶるインパクトを引き起こす方法があった。エスタブリッシュメントがトランプを批判すれば、まさに彼が必要としていた層に自分を気に入ってもらえるようなテーマを見つけたという思いを強める。その層とは、エスタブリッシュメン

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    上巻と同様著者と所縁の深い3つの州都を中心に話は展開する。
    11ウエストバージニアが民主党から共和党に勢力図が変わった背景。
     化学企業による水質汚染と階級分断
    12トランプの大統領選出馬から共和党乗っ取り グリニッジの変化
    13シカゴの混乱 警察による黒人差別・殺害
    14戦闘思考 全米ライフル協会

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    20240916-0926 2024年1月6日の大統領選後、その結果を不服としたトランプ支持派による連邦議会襲撃にいたるまでの軌跡を、著者にのゆかりの地を中心として、そこに生きている人々への取材による人生の軌跡を描いている。もしかしたらアメリカ人なら名前だけで性別や人種(白人か黒人か)もなんとなくわ

    0
    2024年09月27日

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