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「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」15位の作品。
私設の児童図書館を舞台に、メガネでキノコ頭という地味な風貌の青年司書・御子柴(みこしば)が、個々人に合った児童書との出会いを提供することで、人々に影響を与える心温まるストーリー。御子柴がぶっきらぼうに、児童書の中に隠されたメッセージを伝えるシーンは好みの分かれるところですが、児童書を大人の視点で読み解くことによる奥深さ、楽しさを提供してくれるという点は既存の作品にあまり例が無く、面白いと感じることができるハズ。
子供の頃に出会える児童書は数が限られていると思うので、この『図書館の主』が、昔読むことのできなかった児童書に出会ったり、子供に読み聞かせたい本を見つけたりする一助になってくれるかもしれません。
Posted by ブクログ 2014年05月18日
御子柴と宮本さんの関係がすごくいいなと思えた巻でした。御子柴も宮本さんを認めている部分があるのかな?と思えてしまう。妹・桂と父、御子柴の関係もどうなっていくのか今後が気になります。キノコにはやはり司書のままでいてほしいなと思う。キノコでも司書が自分のやりたいことなのか悩むのかとちょっと人間らしさが出...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月06日
『にんじん』子どもの頃、コミック版が家にあって、繰り返し読んだことを覚えている。日本の漫画のように繊細で柔らかい線じゃなくて、アメコミ的な絵柄だった。母親の「かわいそうだから(ひがむといけないから?)せっぷんしてあげる」という台詞が印象的だった。主人公が親兄弟に苛められる酷い内容なのに、何故夢中にな...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年03月04日
「にんじん」は大体内容は知っているものの読んだことがなかったので興味深かった。
子供が同じ絵本を何度もせがむがなぜ飽きないのか、
忘れてしまうのかという大人に、
お話をしたいから、という返しで終わっていたが
同じ本を読み返したくなるのは子供に限った話ではないと思う。
君は好物の卵焼きを何度も食べる...続きを読む
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