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「普通に話しているつもりなのに、相手をイラっとさせてしまった」
「よかれと思って言ったのに、傷つけてしまった」
「職場の同僚や友人の輪に、なかなか溶け込めないでいる」
「仕事で大事な相手を怒らせてしまったようだが、理由に心当たりがない」
「世代の違う職場の人と、心の距離がなかなか縮まらない」
こんな悩み、あるあるですよね。 自分としては、悪気はないのに、なぜか相手とギクシャクしてしまう。
「何がいけないの?どこを、どう直せばいいの?」
「やっぱり私は、ダメなのかな……」
「話し方の正解が分からない、誰か教えて!」
こんな悩みに、これまで2万人以上の相談を受け、のべ6万人以上に企業研修や講演を行ってきた大野萌子さんが答えます。
人間関係をよくするために大事なのは「何を話すか」ではなく「どういう言い方をするか」です。
人間関係に悩む多くの人は「ちょっとだけ言葉を選べば、印象がガラリと変わるのに、もったいないなあ」という人がほとんど。
周囲から感じがいいと言われる人と、そうでない人の違いは、本当に、ちょっとしたことです。
誰でも、感じのいい人になれるのです。
では、どうすれば、感じのいい話し方ができるのか。 そもそも、感じが悪い言葉遣いも、悪気があって発せられることはほとんどありません。
むしろ、本人は「よかれ」と思っていることさえあります、いわば無意識に感じの悪い言葉が出てくる状態です。
「無意識なら防ぎようがない。やっぱり、どうしたらいいのか分からない」
と思うかもしれませんが、大事なのは「考え方」を変えること。
普段から「感じのいい考え方」をしていれば、感じのいい言葉が頭に浮かんできます。
たとえば、相手に何かを取ってほしい時に「それ、取って」と言うと、相手は少しムッとするかもしれません。
親しい間柄ならいいのですが、職場などでは、「それ、取ってもらえますか?」とお願いの形に変えたほうが、印象は柔らかくなります。
伝える内容は同じ。違うのは「言い方」だけです。「言いたいこと」は変えていません。
つまり、
「相手に頼むときは『指示』するもの」
という思考パターンを、
「相手に頼むときは『お願い』するもの」
という新しい考え方にアップデートする。
それだけで、あなたはいつ、どんな場面でも感じのいい人でいられるのです。
感じのいい言葉が、自然と口をついて出てくるようになります。
「けど、考え方を変えるって、なんだか難しそう」
この本では、読むうちに「感じのいい人の考え方」が自然とインストールされるように工夫しています。
「考え方を身につけよう」と頑張る必要はありません。
本文中に身近なシーンを題材にした具体例や、根拠となる心理学的エビデンス、さらにあなた自身に考えてもらう設問も用意しました。
つまり、「読んで終わり」ではなく、「読んでいるうちに変わる」本。
いってみれば、読むだけで感じがよくなる本です。
読み終える頃には、あなたの中に「感じがよくなる考え方」がしっかりと根づいているはずです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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