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この国の騎士爵家の三男とは、家の為に献身を求められ、やがて民の為に死ぬ運命にある存在だ。
私には前世の記憶と、幸いなことに持って生まれた『ギフト』があった。
その恩恵のおかげで私は王都の魔法学院に入学することができた。
華やかな貴族社会で羽目を外す婚約者を尻目に、私はただひたすら学院の環境を活かして、家族のために己の研鑽を積む。なぜなら、彼らは前世で経験したことのない愛情を私に与えてくれたからだ。
民草を護り、王国の安寧に寄与すると壮大で殊勝で矜持に満ちた父や兄達とは違い、私にはそのような大それた信念は無い。ただ、私を愛してくれた者達が安寧に暮らしていける手段を求め続けているだけだ。
だから、買い被りはよしてくれ。
私は、辺境の子であり、騎士爵家の三男であり……自分の名前すらわからない「名もなき」存在なのだから。
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先を信じて読み進め!
かなり雰囲気を出した文章で書かれており、言葉の選択、言い回しなど、慣れるまで読みにくく感じます。
特に序盤は、読む側は文章にまだ慣れておらず、本側も面白くなる前なので、この本は面白くないんじゃないか?と疑いたくなります。
ところが1割くらい読み進めると、そこからは面白さでぐいぐい引き込まれ、雰囲
名前がない理由
これ、ラノベでいいのてすか?!というレベルの重厚感のある話でした。報われるためになにもしなかったからと罰を受けて転生した主人公。
転生前の性質を残しながらも、今を生きるために考えて一歩ずつ進んでいく姿が映像のように浮かんできました。
この話、誰一人として名前がでてきません。その理由は巻末の書き下ろし
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