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安楽死が合法化された未来の日本。安楽死を希望する者は人命幇助者〈アシスター〉との最低十回の面談が義務付けられていた。 神奈川県・江ノ島の〈ラストリゾート〉でアシスターとして働く東峰渚。かつて安楽死希望者だった彼女は、その経験があるからこそ寄り添える痛みがあると信じ、安楽死希望者たちと向き合っていく。 たとえそれが、人生で最も許せない人だとしても――。 人気シリーズ文庫化第2弾。文庫限定書き下ろし短編「そして始まりの場所へ」を収録。
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Posted by ブクログ
相変わらず深い物語でした。どの短編も1番と決められないぐらい深い物語でした。かつては安楽死希望者だった渚が今度はアシスター側に。なんとなく安楽死希望者との会話などが眞白に似ているなぁと感じました。渚はやっぱり眞白に憧れを持っているのだと思いました。自分の中での生きる意味について考えてみたら私はやっぱ...続きを読むり読書かな。たくさんの本を読んできたつもりだけどまだまだ世界中には読んでいないたくさんの本がある。これが私のレゾンデートル。
前作で安楽死希望者だった渚がアシスターとなり、安楽死希望者に寄り添っていく話になっています。 主人公にとって身近な存在の朱音が安楽死を望んでいるという辛い状況でも、懸命に寄り添っている姿に心を動かされました。 自分も大切な人が苦しんでいるときに、そっと寄り添える存在でありたいとおもいました。
第一作目で安楽死希望者だった少女がアシスターとなり、安楽死希望者、そして自分自身の過去や思いと向き合っていく 今回は主人公の渚の身近な人や向き合わなくてはならない人が安楽死希望者となり前に現れるという、本人も相手もとても辛くきつい内容があったけれど、ひたすら相手と自分と向き合いお互いに心を通わせてい...続きを読むくすがたが羨ましくもあり、綺麗に感じた また、自分の生き方の最後を考えさせられる安楽死希望者も現れ、ある意味彼のような最後は幸せの形の一つなんだろうな、と納得してしまうような場面もあり、一作目以上に読みごたえがありました。 生き方や存在の意義を考えさせられるけれども答えは中々でないものだし。 そんなときに寄り添ってくれる本だと感じた
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