崩壊する日本の公教育

崩壊する日本の公教育

1,100円 (税込)

5pt

安倍政権以降、「学力向上」や「愛国」の名の下に政治が教育に介入し始めている。その結果、教育現場は萎縮し、教育のマニュアル化と公教育の市場化が進んだ。学校はサービス業化、教員は「使い捨て労働者」と化し、コロナ禍で公教育の民営化も加速した。日本の教育はこの先どうなってしまうのか? その答えは、米国の歴史にある。『崩壊するアメリカの公教育』で新自由主義に侵された米国の教育教育「改革」の惨状を告発した著者が、米国に追随する日本の教育政策の誤りを指摘し、あるべき改革の道を提示する!

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崩壊する日本の公教育 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本の教育現場を取り巻く息苦しさの正体が何かを様々な実例をもとに突き止めるとともに、これからの展望についての「光」を指し示してくれる一冊。

    この書籍では、2016年に出版された同氏の著書「崩壊するアメリカの公教育」の8年後である日本の教育現場のいまが描かれている。

    各章のタイトルは「『お客様を教

    1
    2024年10月19日

    Posted by ブクログ

    おそらく共産党シンパの先生の本。しかし、経歴がマジですごいです。もちろん中身も。ノーム・チョムスキーを引用して「人を支配する良い方法は枠を決めたうえでその中で活発に議論させること」と述べてて、なるほどなと。あと給特法って知らんかった。埼玉超勤訴訟とか、大学の教員としても学びがあったと思った。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    教育者必読でしょう。
    これからの教育はどこに向かっていけばいいのでしょうか。
    私学も常に問をたてて、学校のあり方を考える必要があります。

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    教育がサービス化してしまっていることに警鐘を鳴らしている。現在の教育は、新自由主義、グローバル経済に対抗すべく、生徒の学力を伸ばすことを第一目標としている。そのためには成績という結果主義をすることで、教師の仕事をシンプル化、さらに警察などとの連携や外部委託化を増やすことでより教師の仕事を単純にしてい

    0
    2025年05月29日

    Posted by ブクログ

    ・教育はサービス業
    ・お客様を教育しなければならない
    ・スタンダードという名の抑圧
    ・自由とは施されるものではない
    ・抑止力をなくした教師
    ・全国学テの行き過ぎた事前対策
    ・学校という場所で本当に学ぶべきものとは
    ・労働はもっと、魅力的であるべき

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    はじめに
    びわ湖花火大会、ファーストクラス

    知ってはいたけど衝撃的な内容

    第1章「お客様を教育しなければならない」というジレンマ一新自由主義と教育

    「お客様」と化した生徒・保護者の要望に応えつつ、教育機関として生徒指導対応策授業や生徒指導のマニュアル化学校の「塾化」、教育の数値化・標準化・商品

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    教育は大切である、これは誰しもが反対はしないであろう。教育には時間とお金がかかる。しかも、それが「正解」を導き出すかどうかわからない。ここ日本では、選挙や経済などの即時的なものに重きを置き、その日暮らしをしているようにしか見えない。ヒトが地球で存続していくためには、教育を真剣に考え、持続可能な社会に

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    現状の課題を丁寧に捉えており、共感するところが多い。しかし、その課題に向かって進まなければならない現場への新たな知見は乏しい。現状の課題分析の知見を広げる点で学びがあった。

    0
    2024年12月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    教育に浸透していく市場原理。

    新自由主義改革で加速した教育の合理化、標準化、サービス業化。

    アメリカの公教育について書かれた前著に続き、日本の教育についても同じような傾向があることが強調されていました。

    いろいろな順番で書かれているので、すこし頭を整理すると…

    ・・

    アメリカ~

    1983

    0
    2025年02月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    個人的には読みにくい本だった。

    様々な概念や専門用語を分析の視点として用いているが、それらの用語の定義をまず示して欲しい。それから、その分析視点に立つとどのようなことが言えるのかを明瞭に示して欲しい。中には、そんな大層な概念をわざわざ持ち出さなくとも言えるのでは?と思ってしまうようなこともあった。

    0
    2024年12月17日

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