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ある冬の日でした。おいづる(にもつをはこぶためにせなかにかつぐはこ)をせおったおぼうさまが、しなのの山をこえて、えちごへの路をいそいでいました。茶やのおばあさんは、とうげには山ぞくが出るから、明日の朝早くたつようにすすめたのですが、「おいはぎにあったら、わるいことをしないようにおせっきょうをしてやりましょう。」と言って山道を歩いてゆきました。
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