ウクライナにいたら戦争が始まった

ウクライナにいたら戦争が始まった

1,760円 (税込)

8pt

※この作品には販売期限があります。2024年05月23日を過ぎると販売を終了致します。

単身赴任中の父と3か月を過ごすため、高校生の瀬里琉唯(るい)は母・妹とともにウクライナに来た。初日の夜から両親は口論を始め、琉唯は見知らぬ国で不安を抱えていた。キエフ郊外の町にある外国人学校にも慣れてきたころロシアによる侵攻が近いとのニュースが流れ、一家は慌ただしく帰国の準備を始める。しかし新型コロナウイルスの影響で一家は自宅から出ることができない。帰国の方法を探るものの情報が足りず、遠くから響く爆撃の音に不安と緊張が高まる。一瞬にして戦場と化したブチャの町で、琉唯は戦争の実態を目の当たりにする。

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ウクライナにいたら戦争が始まった のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年02月24日

    実録的小説と謳われているとおり、当事者への取材をもとに書き下ろされたフィクションではあるが、描写が実に生々しい。
    書評はさまざまで、題材としての賛否はもちろんある様子だが、戦争の生々しさや悲痛な体験は、こういった小説の力も借りながら後世に残していくべきだと個人的には思っています。
    そういった僕個人の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月04日

    ウクライナに単身赴任していた父親の元に、母と主人公の女の子と妹の3人は3ヶ月だけ過ごすことに決め、生活をし始める。
    日本に比べると田舎で大きなショッピングセンターやオシャレなカフェ、映画館などもなく、さらにウクライナの言葉もわからずコロナ禍ということもあり、なんとなくその日その日をやり過ごしながら早...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    まるで映画を観ているかのように情景が浮かんでくる。
    この物語を映画のように感じてしまう私は、この物語の中で外国は漫画やアニメの世界だと思っている人と同じなんだろうなと思った。

    ウクライナの人たちが有事の際にどうするかを普段から訓練していたように、地震や自然災害の多い日本では、災害への準備は普段から...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月01日

    わざわざフィクションと断りあっても、ノンフィクションのような圧倒的な迫力。そして悲惨な戦争は世界をあざ笑うかのように、ふた冬目を迎えようとしている…権威主義国家の暴走を国際社会は止められない…「コロナ発症に苦しみ、戦争が起きているのを知りながら、逃げることも許されないのか」あまりに馬鹿げた現実。さら...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月25日

    ウクライナのチェルノブイリ博物館に長期滞在している、父を母と娘から二人が訪ねる。
    そしてロシアのウクライナ侵攻に巻き込まれる。
    巻末にフィクションですと書いてある文字が空々しく感じる。
    ほぼ事実が、書いてある気がする。

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    Posted by ブクログ 2022年10月05日

    初めてミサイル攻撃を体験した時の描写、初めて人が撃たれたのを見た時の描写が怖い。
    最初に言った「漫画やアニメみたい」と最後に言った「漫画やアニメみたい」で見ている漫画アニメが違うところがまた恐ろしい。
    早く平和になることを祈る。

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    Posted by ブクログ 2022年09月28日

    高校事変シリーズの著者ということもあり、戦闘シーンの迫力は流石。決定的に違うのはノンフィクションであり少女に戦闘力がない事。この家族は大雨降って地固まるとなったのか、気になる。

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    このような侵略戦争が21世紀になっても勃発するという事実を自分の事として考えることから、国防の議論が始まるのかな。

    この戦争が今後どのようになっていくのか、気をつけて見ていくことにしたいと思う。

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    Posted by ブクログ 2022年09月07日

    題名を見て、題名のとおりに『ウクライナにいたら戦争が始まった』という経験をした方の手記なのかと思った。が、そうではない。『ウクライナにいたら戦争が始まった』という経験をする人達の物語、小説である。小説ではあるが、読んでいて「何方かの御経験を参照して?」という程度に思える面も在った。
    物語は高校生と中...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月02日

    前半は両親の不仲などで若干退屈だったが、後半は同じ本とは思えなかった。
    家族の諍いのような平凡な日常が、一瞬で命懸けの逃避行に変わってしまった。

    リアリティある描写に恐怖で心臓バクバク、手には汗、でも背筋はひんやり。
    これがウクライナの、そして今日も世界のどこかで繰り広げられている戦争なのだ。
    ...続きを読む

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