権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

1,408円 (税込)

7pt

4.0

天皇の側近である蔵人頭に抜擢され、一条天皇や東三条院、藤原道長の篤い信任を得て昇進を重ね、権大納言にまで上りつめた藤原行成。彼が書き残した摂関期の日記が『権記』である。宮廷の政治や儀式がこと細かく記録されており、当時の政務運営や権力中枢の深奥、秘事までが把握できる貴重な史料といえる。貴族たちの知られざる日常生活を記した興味深い出来事を厳選し、原文・現代語訳と書き下し文、コラムと解説を収載する。

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権記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年03月07日

    倉本一宏先生の「平安貴族とは何か」を読んでから、藤原行成が書いた日記である「権記」も読んでみたいと思い手に取った。面白かった!
    三蹟の一人に数えられるほど能筆の藤原行成の日記が綴られている。奈良のお寺にお参りに行って観光したこと、ピクニックに行って藤原公任のかの有名な「滝の音は耐えて久しくなりぬれど...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月27日

    摂政藤原伊尹を祖父とし、母方を四代さかのぼれば醍醐天皇に至る。
    父義孝が早世しなければ…ときっと思っていたに違いない。
    それが藤原道長と同時代に生きたばかりに、官吏としては不本意なポジションしか得られなかったのが行成。

    とはいえ、能力の高い人である。
    早いうちに道長に尽くすことで、自分の生きる道を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月12日

    さまざまな小説等で「働き者の平安貴族」というイメージがあったので、読んでみた。想像以上に激務でびっくり。
    何より驚いたのは、藤原道長と同日に亡くなっていたこと。

    0

    Posted by ブクログ 2024年05月05日

    大河ドラマ「光る君へ」にも出てくる藤原行成の日記。儀式が律に則らず、家ごとのしきたりになっていく中、子孫に振る舞い方を残すために綴られた。その中でも時折、歴史に残る事件や本人の感情が垣間見えることも面白い。当時の文章と現代語訳を比較しながら読むと当時の筆致もうかがえる。
    今後は、大河ドラマに出ている...続きを読む

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