無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
Twitterで一部界隈を大いにざわつかせた、同人ジャンルにおける神を多視点で描いたTwitter漫画の書籍版である。
更新されるたびになぜか脇役の「おけけパワー中島」の方がトレンド入りしていたのはご愛嬌だが、綾城という名の天才字書き(二次小説家)=神を中心に、その周囲の人々の視点で彼女を描いた作品である。
この作品は何といっても、ディテールの描き方と同人界隈の人間の情念を描く様が凄まじい。
前者においては、例えばそれは検索ワードの選び方であったり、かつての個人サイト全盛期における夢小説系サイトの面倒くさい姿であったり、わかる人にはわかるタイプのディテールの細やかさがこれでもかと描かれている。
後者はこの漫画の軸と言っていい。
オタク特有の面倒臭さを一切脱臭せずに描いていて、神と親しくしている人物への嫉妬だとか、同ジャンルで競う相手への反感だとかをまざまざと描いている。
そしてそのベースには
「創作を行う燃料は負の感情である(場合が多い)」
という事実がある。
感想に一喜一憂するような可愛らしい心情もあるが、神とされる人への「コイツの解釈が正解扱いなの、ホント気に食わない」といった感情まで丁寧に描かれているのだから、素晴らしい。
腐向けジャンルをベースにしながら、その部分ではきちんと臭みが取られているので、同人や二次に詳しくない方でも読める良質な現場ルポ漫画である。
地味だが、おけけパワー中島の存在も大きいところだ。
神の親友というイラっとする立ち位置で出演し、徐々に
「あれ、コイツめっちゃ良いやつ……」
と思わせていく構成などもよく計算されている。
不人気ジャンルに繰り出した渾身の二次創作を一番乗りでお気に入りし、感想ツイートまで上げる彼女はあまりに眩しい存在だった。
光のオタク扱いを見かけた記憶があるが、まさにそれ。存在自体がエモい。
正直、紙の本として読むよりTwitter上で読んだ方が魅力を感じやすい漫画ではあると思う。
ワンクリックとページをめくる動作はどうしても違う。そこに違和感はあった。
ただ、それを推しても推薦するに足るだけの内容であり、そこで描かれた情念の濃厚さは甚だしいものがあった。
というわけで、総評として星五つで評価したい一冊である。
上述したように、腐向け要素はほぼ皆無なので、男性にも問題なく読める作品である点は付記しておきたい。
分かりみが過ぎる
同人、二次創作をやって交流していく中で、実際に、こう言う人いる!!こう言うことある!こう言うこと思いたくないけど思ったことある!みたいな事が、色んな人のパターンで描かれていて、おぉっとテンションが上がったり、奥歯を噛み締めたくなったりします。
ただ、その負の感情を抱きながらも、この作品に登場する同人女達はみんな、どんな感情であろうが前向きに自分の作り出す作品に打ち込んで高めるかてにしているのがすごい。
個人的には、廃れてしまった昔のジャンルにハマった同人女が、当時活動してた好きな作者の現在活動しているジャンルとSNSまで探し当てた末のオチが好きです。あんな神対応ある?
創作の"神"
二次創作に触れたことのある人、書いたことのある人ならあるある〜!となってしまうエピソードが満載。それでも創作することを祝福する姿勢があると思います。
同人誌出したくなる
Twitterで元々追ってた作品で、書き下ろし読みたさに単行本を購入しました。
綾城さんみたいな立ち位置に私もなりたいなと思わせてくれるような、同人誌出したいなと思わせてくれるような作品です。
あとおけけパワー中島と綾城さんの何気に長い友情が好きです。あの2人の話がもっと読みたいです…!
同人誌出す元気がない時に読み返すと元気になれる気がします。同人誌を読む人にも書く人にもおすすめの1冊です。是非!
二次創作活動をしていた方なら彼女達の感情が手に取るようにわかるのではないでしょうか?
自ら作品を生み出す喜びと苦しみ。もっと上手くなりたい、反応が欲しい、そんな欲望も。
この漫画は創作活動に打ち込む人達に勇気をくれるような作品だと思いました。
二次創作をあまり読まないので、Twitterで読んでいたときは
こんな世界もあるんだなぁ。大変そう。
位でしたが、一冊にまとまったものを読むと一次も二次も関係なく創作される方は大なり小なりこういったことがあるのかもしれない。と思いました。
好きなことに大して必死な姿が年齢関係なくとても青春っぽくて素敵です。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少年・青年マンガ
少年・青年マンガ